Navigation

Skiplink navigation

コロナ患者の移送でスイスの連邦制に黄信号?

スイスでは新型コロナウイルス感染の第2波が到来し、病院の収容能力をひっ迫している Keystone / Laurent Gillieron

新型コロナウイルス感染の影響が深刻なフランス語圏で、ローザンヌとジュネーブの病院が集中治療室のコロナ感染症患者をドイツ語圏の病院に移送した。だが、これが原因で州の間にあつれきが生じている。

このコンテンツは 2020/11/06 16:39
RTS/jc

ジュネーブ大学病院(HUG)は5日、質の高い医療を維持するため、チューリヒの病院に患者2人、ベルンに1人をそれぞれ移送したと発表した。医療サービス調整機関(SSC)からの委託を受け、航空救助隊Regaがヘリコプターで移送した。

これに先立ちローザンヌの大学病院(CHUV)は4日、患者2人をベルンに移送した。スイスのフランス語圏はこれまで、感染の第2波の影響をドイツ語圏よりも強く受けている。

SSCは、病院の収容能力を一層増強する前に、余力のある国内の他の地域の病院に患者を移送するよう勧めている。

だがフランス語圏のスイス公共放送(RTS)によると、チューリヒ大学病院は当初、ジュネーブの患者を受け入れることに消極的で、それが元で双方の病院間にあつれきが生じた。こうした報道を受け、アラン・ベルセ内務相は4日の記者会見で、怒りともとれる口調で州間の連帯を訴えた。

RTSによると、フリブールの州立病院もチューリヒ、ベルンの病院との間であつれきが生じたと訴えている。

一方、ローザンヌの大学病院は、ベルンへの患者移送は「全くスムーズに」進んだとしている。

患者の移送が増加していることを踏まえ、スイスの5つの大学病院は5日、ビデオ会議を開き、より良い調整のあり方を協議した。

現在この記事にコメントを残すことはできませんが、swissinfo.ch記者との議論の場は+こちら+からアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

共有する