2016年6月5日の国民投票

6月5日の国民投票では、五つの案件について国民にその是非が問われる。「最低生活保障(ベーシック・インカム)」の導入案、難民法改正案、公共サービス強化案、道路関連税収の公平な使途を目指す「道路税収改正案」、着床前診断に関する法律の改正案だ。

国民投票結果

2016年6月5日の国民投票 ベーシック・インカム導入案、反対大多数で否決

スイスで5日、五つの案件の是非を巡り国民投票が行われた。働いているか、いないかに関わらず、国民全員に生活に必要最低限のお金を支給するベーシック・インカム(最低生活保障、最低所得保障)導入案は、反対約8割で否決。公共サービスの改善を求めたイニシアチブ(国民発議)と道路財源を巡るイニシアチブも否決。

世論調査結果

2016年6月5日の国民投票 第2回世論調査結果 「公共サービスに関するイニシアチブ」の支持率低下

スイスでは6月5日に国民投票が行われる。そのうちの案件の一つ、最低生活保障(ベーシック・インカム)の導入を求めたイニシアチブ(国民発議)では賛成が過半数を下回ることが、投票日から1カ月以上前に行われた今回の世論調査で明らかになった。導入賛成派は有権者を納得させられておらず、

2016年6月5日の国民投票 ベーシック・インカム導入案は否決に傾くか 世論調査結果

スイスでは6月5日に国民投票が行われる。そのうちの案件の一つ、最低生活保障(ベーシック・インカム)の導入を求めたイニシアチブ(国民発議)では賛成が過半数を下回ることが、投票日から1カ月以上前に行われた今回の世論調査で明らかになった。導入賛成派は有権者を納得させられておらず、

ベーシック・インカム導入案

6月5日の国民投票で問われるベーシック・インカム 大反響のベーシック・インカム、 読者からの声を紹介

生活に不可欠な基本的欲求を満たせる、「最低生活保障」(ベーシック・インカム)。果たしてスイス政府は、国民一人ひとりに無条件に、そして生涯にわたりこのベーシック・インカムを給付していくことになるのか?国民は、6月5日の投票でその答えを出すのだが、投票を前に、

2016年6月5日の国民投票 ベーシック・インカム スイスで実現するか?

まもなくスイスでは、世界初となる決定が国民に委ねられる。果たして国家は、国民一人ひとりに、その収入に関係なく生涯にわたって月々の基本所得を無条件に給付していくことになるのか。「最低生活保障」(ベーシック・インカム)の導入をめぐり、賛成派は、「資本主義が支配し、

難民法改正案

2016年6月5日の国民投票 スイスの難民制度、改正めぐり再び国民投票に

スイスではまたしても難民制度の改正をめぐり是非が問われる。難民申請検査の迅速化とコストダウンを目的にした改正案だが、右派が反対している。押し寄せる難民の数が過去最高に達した欧州連合(EU)にとっても、今回のスイスの国民投票は注目に値する。  スイスの難民制度はまるで大規模な工事現場のようだ。

難民認定制度 五つのステップで難民審査

スイスでは6月5日、難民審査の簡易化の是非を巡って国民投票が行われる。簡易化された場合、どのような手順が踏まれるのだろうか?  チューリヒでは難民審査の簡易化が試験的に行われている。簡易化した場合の審査は五つのステップで行われ、要する日数は約140日と、

難民危機を振り返る 2015年 欧州に津波のように押し寄せた難民

記録的な難民申請数、一度開かれた欧州の国境閉鎖、連帯を呼びかける声明、緊迫した国際関係。難民危機は今年、ただでさえ安定を失った欧州連合を大きく揺るがすとともに、中心的な政治問題として浮上した。スイスもまた同じ状況だ。波乱の1年をグラフで振り返る。

公共サービス強化案

2016年6月5日の国民投票 鉄道や郵便など、公共サービスのあるべき姿を求めて

スイスでは、複数の消費者向け情報誌が一緒に、鉄道や郵便などの公共サービスのあるべき姿を求めてイニシアチブ(国民発議)を成立させた。6月5日の国民投票で、その是非が問われる。情報誌各誌は、読者たちの苦情を基に、公共サービスの、例えばスイス連邦鉄道(SBB/CFF)で乗車料金が値上がりする一方で、

道路税収改正案

2016年6月5日の国民投票 ドライバーは「乳牛」か?道路関連税収の公平な使途求め国民投票へ

「乳牛イニシアチブ」という一風変わった呼び名のイニシアチブ(国民発議)が、6月5日の国民投票に付される。これはガソリンなどの鉱油税収入の半分が道路事業とは関係のない予算に回されているのを見直し、全額道路整備などに使うよう求める内容だ。鉱油税収入の総額は約30億フラン(約3300億円)に上り、

着床前診断改正案

2016年6月5日の国民投票 着床前診断、その方法とは?

着床前診断の導入をめぐり、スイスでは6月5日に国民投票が行われる。生殖技術をめぐる政治論議は、ともすれば倫理面が深く掘り下げられて白熱しがちだが、そもそも着床前診断はどのように行われるのだろうか?  体外受精した受精卵の染色体異常を、

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インタラクティブ・グラフィック 2016年6月5日の国民投票結果

このグラフでは、スイスで行われた2016年6月5日の国民投票結果をリアルタイムで州別に表示。今回の案件は、ベーシック・インカム導入案、難民法改正案、公共サービス強化案、道路税収の使途に関する提案、着床前診断に関する法案の計五つ。

直接民主制 イニシアチブとは?

スイスでは、政治的決定に参加する権利が市民に与えられている。直接民主制はスイスだけに限った制度ではない。しかし恐らく、ほかの国よりこの国でより発展している。  この直接民主制における権利の一つがイニシアチブ(国民発議)だ。いかなるスイス市民も、イニシアチブを起こして憲法改正案を提案できる。

国民主権 スイスの直接民主主義

スイスの政治制度を簡単に紹介 中立主義、連邦制、直接民主主義といった制度はスイス国家のアイデンティティの一部。いくつもの言語と宗教、そして文化が混在するスイスを一つにまとめているこの独自の政­治システムを簡単に紹介しよう(制作:swissinfo.ch、協力:在外スイス人協会)