アルテ・ブレガグリア

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ロマン・ジグナー ( スイス、 *1932 ) : "川上り" マイラ川にかかる橋から流れに逆らって漕ぐカヤッカーが夜に投影されている。 撮影場所: コルトゥーラ ( Coltura ) 近郊のプント・ダ・ラ・バルナ ( Punt da la Baruna )

ベサン・ヒューズ ( ウェールズ、 *1961 ): "無題" 立ち並ぶわら倉庫の壁に青く光るネオンの文字「Eau et gaz à tous les étages」。マルセル・デュシャン、そしてまたベルゲルの電化をも思い起こさせる。撮影場所: ボンド ( Bondo ) 平野に建つわら倉庫

ピエロ・デル・ボンディオ ( スイス、 *1947 ): "アヒ!" のどかな森の空き地。元絞首台に建つ2本の塔が昨今の痛みや恐怖を呼び覚ます。撮影場所: フィコソプラノ ( Vicosoprano ) にあるEWZ電力会社建物からほど近いところに開けた森の空き地

レミー・マルコヴィッチ ( スイス、 *1947 ): "クリ" クリはマルコヴィッチの作品で主役を務める。そして、アフリカとベルゲルを結ぶ。撮影場所:プラザ ( Plaza ) 、ソリオ ( Soglio ) へ続く道で

ウルズラ・パラ ( スイス、 *1961 ): "通路" マロヤの「トレ・ベルフェデレ ( Torre Belvedere ) 」からベルゲル地方全域を通ってキアヴェンナの楽園まで笑い声が流れる。撮影場所: マロヤのトレ・ベルフェデレ、モト・サルン ( Mot Sarun ) 、ボルゴノヴォ ( Borgonovo ) 、ピアッツァ・ペスタロッチ ( Piazza Pestalozzi ) 、キアヴェンナ、その他

ミハエル・ギュンツベルガー ( スイス、 *1974 ): "HU?" 撮影場所: フィコソプラノのプレトリオ ( Prätorio )

ウルズラ・パラ ( スイス、 *1961 ): "通路" マロヤの「トレ・ベルフェデレ ( Torre Belvedere ) 」からベルゲル地方全域を通ってキアヴェンナの楽園まで笑い声が流れる。撮影場所: マロヤのトレ・ベルフェデレ、モト・サルン ( Mot Sarun ) 、ボルゴノヴォ ( Borgonovo ) 、ピアッツァ・ペスタロッチ ( Piazza Pestalozzi ) 、キアヴェンナ、その他

シモン・ツァウク ( スイス、 *1968 ): "AWAY" 道端の広告が思い起こさせるのはかつて菓子屋が作ったはかない商品だけでなく、別れと見知らぬ土地への出発も。撮影場所: スタンパ ( Stampa ) の幹線道路に建つガソリンスタンドの廃墟

ウルズラ・パラ ( スイス、 *1961 ): "通路" マロヤの「トレ・ベルフェデレ ( Torre Belvedere ) 」からベルゲル地方全域を通ってキアヴェンナの楽園まで笑い声が流れる。撮影場所: マロヤのトレ・ベルフェデレ、モト・サルン ( Mot Sarun ) 、ボルゴノヴォ ( Borgonovo ) 、ピアッツァ・ペスタロッチ ( Piazza Pestalozzi ) 、キアヴェンナ、その他

キアラ・ディニス ( イタリア、 *1958 ): "美貌/清楚" ゴシック文字で書かれた「Bellezze ( 美貌 ) 」と「Sobrietà ( 清楚 ) 」の言葉は、この谷の飾り気のなさと美しさという両極端の性格を増大させる。撮影場所: カサッチャ ( Casaccia ) のサン・ガウデンツィオ教会

プフェルダー ( ドイツ、 *1965 ): "見晴らしの良い部屋" かつてのベルギーのカミーユ・ド・レネッセ伯爵館跡で、客人の滞在を待つ露営式の3部屋。撮影場所: マロヤ、トレ・ベルフェデレ

ベサン・ヒューズ ( ウェールズ、 *1961 ): "ラ・ナチュール" ガス灯を支える彫刻の腕。マルセル・デュシャンの代表作「Etant donnés」、そしてこの土地とのつながりを示す。撮影場所: ソリオ近辺の滝のほとり

オラフ・ニコライ ( ドイツ、 *1962 ): "フェリトリネッリ" オラフ・ニコライは、遠くからもよく見える1本の木に赤い絶縁体をぶら下げ、アンビバレントな出版業者ジャンジャコモ・フェリトリネッリを偲ぶ。撮影場所: プロモントーニョ ( Promontogno )

プフェルダー ( ドイツ、 *1965 ): "Lost" キアヴェンナのイル・パラディソの丘に見える色あせた「Paradiso」の文字の上に、プフェルダーは「LOST」というネオンを載せ、夢想された楽園とその消失の間にあるものを考えさせる。撮影場所: キアヴェンナのパラディソ ( Paradiso ) 植物園

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マロヤからキアヴェンナまで芸術の中を散策。

スイス南端にあるベルゲル ( Bergell ) 地方は、スイスからイタリアへ抜ける谷の中にある。普段、人々が通過していくだけのこの地域に13人の芸術家が訪れ、各地を巡ってさまざまな体験をした。その集大成がひと夏の間、マロヤ ( Maloja ) からキアヴェンナ ( Chiavenna ) に至る野外に展示される。展示会は9月21日まで開催 ( 全写真: ArteBregaglia )