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ウエリ・シュテック~生死の稜線上で~④

ウエリ・シュテックの友人でプロ登山家のダービット・ゲットラーは、自身の講演用にエベレストで撮影したシュテックとの映像を振り返る。シュテックの故郷エメンタールでは、孫と遊ぶ両親の姿があった。

ゲットラーが回したカメラには、ネパールでトレーニングに励む2人の姿、そしてシュテックの人柄、トレーニングに対する姿勢がはっきりとわかる映像が記録されていた。

シュテックの両親は今も、シュテックと兄弟が生まれ育ったエメンタールで暮らす。シュテックがクライミングや登山を始めたきっかけを語り、シュテックの死とうまく向き合えない日もあると話した。

(敬称略)

「ウエリ・シュテック~生死の稜線上で~」

2020年5月21日にドイツ語圏のスイス公共放送で放送されたスイス人登山家ウエリ・シュテックのドキュメンタリー番組(約1時間35分)。

2017年春にエベレストで滑落し、40歳の若さで亡くなったシュテック。人間離れした登山スピードと卓越した登攀技術から「スイスマシーン」と呼ばれ、数々の新記録を打ち立てた。番組ではそんなシュテックの半生を本人や家族、友人のインタビューと共に振り返る。

スイスインフォでは同番組を5分ずつに分け、日本語字幕付きで水・土曜日の週2回配信する。

※日本語字幕付きで視聴される方は、画面の字幕設定をオンにしてご覧ください。

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ウエリ・シュテック~生死の稜線上で~③

このコンテンツが公開されたのは、 ウエリ・シュテックの長年の友人、ロベルト・ベッシュとダービット・ゲットラーが向かう先は、エベレスト。そこで2人はまず、ビリ・ビアリングという1人の女性のもとを訪れる。

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(本文&独語からの翻訳・大野瑠衣子)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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