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二つ目のまなざし フィクション抜きの警察官の日常

催涙ガスを試して真っ赤になった顔。大麻栽培を取り締まるために園芸用ハサミを握る手。アーレ川で発見された死体のふやけた足。ベルン州警察の日常を、見習いの報道カメラマン9人が追った。

報道カメラマンの見習いたちは、ベルン州警察に1年間付き添い、警察の知られざる日々を撮影。それが、写真プロジェクト「二つ目のまなざし(Der zweite Blick)、ベルン州警察の仕事と日常」だ。

プロジェクトに参加したメディア教育センター(MAZ)の卒業生たちは、やじ馬のようにどこでもシャッターを切るのではなく、場に応じて被写体との距離を冷静に保って撮影に臨んだ。例えば、アーレ川で発見された死体を当局の役人が白いビニールのテントの中で調査している様子は、離れた場所から撮影した。

調査をしていた検視官が見につけていたのは、グレーのジャケット、履き古したジーンズ、つま先に雪のついた茶色の靴。フィクションのテレビシリーズ「CSI」に登場するような、クールで頭脳明晰な登場人物と共通するのは、ゴム手袋だけだった。

これらの写真は警察のPR目的にはあまり使えない。しかし、売春宿の捜査、地下の射撃場、厩舎(きゅうしゃ)などで活躍する警察官たちの人間臭さが、写真から伝わる。

(写真: © ベルン州警察/MAZ既卒生: Stefan Deuber, Alicia Friedli, Carole Lauener, Danielle Liniger, Frank Lüling, Valentin Luthiger, Christoph Mächler, Caroline Marti, Giorgia Müller)