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スイス・ルツェルンで知る世界のクリスマス事情

ポルトガルの民族舞踊を眺めながら、アルゼンチンのエンパナーダをつまみ、ノルウェーのホットワインを飲む。スイスの中心部・ルツェルンで、世界のクリスマスを一挙に堪能できるイベントが開かれた。

 ルツェルンでは12月14~17日の4日間、世界26カ国のクリスマスを紹介するインターナショナル・クリスマス・マーケット「ヴェニーテ(Venite)外部リンク」を開催した。各国の文化や食の伝統への理解を深めるためだ。

 寒さを逃れ、音楽に満ち溢れたテントに足を踏み入れる大勢の人々。中では、チベットからポルトガルまで、民族衣装をまとったパフォーマーが歌や演奏を披露している。寒気の中にとどまって、チベットの饅頭やインドカレー、エリトリアのドーナッツ、フィンランドのトナカイ・サンドイッチなど、屋台の各国料理に舌鼓を打つ訪問客もたくさん。

 イベント費用は一般市民の寄付のほか、カトリックやプロテスタント教会、ルツェルン市、地方紙、観光学校、地元企業からの出資で賄われた。


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ルツェルンの国際クリスマス市「ヴェニーテ」

このコンテンツが公開されたのは、 スイス・ルツェルンで開かれたインターナショナル・クリスマス・マーケット「ヴェニーテ外部リンク」の様子(Julie Hunt, swissinfo.ch) 

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(英語からの翻訳・ムートゥ朋子)

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