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スイスのバーゼル動物園で先月、コキンメフクロウのヒナ2羽(雌と雄)が孵化した。現在はほぼ大人と同じ大きさに成長している。
バーゼル動物園は22日、健康でふわふわのフクロウが6月10日に生まれ、親鳥とほぼ同じ大きさになったと発表した。2018年から同動物園で飼育されている親鳥にとって、初めての赤ちゃんだという。
スイスの動物園は、コロナ感染拡大制限措置として一時閉園されていたが、6月6日から再び開園されている。しかし、フクロウの赤ちゃんは、飛翔を試みるものの巣に引っ込みがちなため、見えるのは稀だ。
コキンメフクロウはスイスの鳥の一種。果樹園を好んで生息するが、大規模な耕作や都市の拡大「スプロール化」により、個体数は1950年以降、急激に減少している。現在、野生で生息するつがいはわずかとなっている。
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