フェデラーが準々決勝で惜敗、大記録逃す
テニスの全米オープンは6日、男子シングルス準々決勝が行われ、ロジャー・フェデラー(スイス)がフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に5-7、6-3、6-7(8-10)、4-6で惜敗。宿敵ラファエル・ナダル(スペイン)との準決勝での対戦はならなかった。
準決勝で世界ランク1位のナダルを破れば、36歳のフェデラーが現役で男女ともに最高齢の世界ランク1位に返り咲くはずだった。世界ランク1位の期間も、302週(およそ6年)という自身の記録更新がかかっていた。
フェデラーは対戦後、「(デルポトロは)本番でしっかり力を出して来た」とコメント。また「負けたのは、精神面でも肉体面でも、ゲームにおいても力不足だったから。この三つを欠いては、非常に難しい」と振り返った。
(英語からの翻訳・宇田薫)
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