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swissinfo解体計画に対する読者の反応 (2)

3月22日、swissinfo解体の発表に反対し、記者たちが本社前でデモを行った。 swissinfo.ch

SRG/SSR idée suisseがその子会社であるswissinfoを解体すると発表して以来、読者からの意見が寄せられている。

日本語サイトの読者からswissinfoの解体について寄せられたご意見をここに掲載することにした。

日本人有志が、署名を集めています。

大幅に縮小されるというリストラ計画を聞いて以来、私たち日本人の有志は、いろんな形で、在スイス日本人コミュニティーやスイスファンの日本人に広くこのことを知らせ、できるだけ多くの方々からの率直な反対の声を寄せてくれるよう呼びかけてきました。その一環として、4月半ばから「swissinfoの縮小に反対し、現在の9カ国語のサイトを継続することを求める署名」を広く呼びかけました。4月末を目処に署名を集めていますが、続々と署名が集まってきています。4月末までに集計してswissinfoに提出したいと思います。A.N.(4月24日)

swissinfo縮小反対の署名を集めました。

 私たちスイス在住の日本人有志は、4月中旬から4月25日までの短期間でしたが、swissinfoの縮小に反対する署名を広く呼びかける署名を集めました。署名用紙は、日本語だけでなく、ドイツ語、フランス語、英語での呼びかけも盛り込み、できるだけ沢山の方に署名してもらうようよびかけました。その結果、短期間だったにの関わらず400名を超える署名が集まりました。
 こうしたswissinfの縮小に反対する声がSRG経営陣、更に国会議員に届き、再検討されることを強く願っています。A.N.(5月10日)

スイスインフォの解体に反対です!

スイス好きの私にとっては、日本にいながらにしてスイスの生の情報を得る手段としてスイスインフォは欠かせません。
 それから、日本語サイトだけでなく、全ての言語サイトを残してほしいです。独語・仏語・伊語など、スイスの公用語まで消えてしまうという記事を読んだときは本当に驚き、見間違いかと何度も読み返したほどです。それではスイスじゃなくなってしまうじゃないですか!
 もう一度考え直して、なんとか存続する手段を模索していただきたいです。スイスインフォの継続、遠く日本より心から願っております。H.S. (4月12日)

存続を希望しています。

2006年からスイスインフォが廃止されると聞き、驚いています。国内はもちろんのこと海外へ情報を発信していく、対象とする読み手が、国内・海外のスイス人・及び該当する語圏の人たちであったというこの革新的なスタンスがとても気に入っていました。他のニュースとはまったく違う、とても新しい手法であったと思います。このような貴重なメディアがなくなるのは残念ですし、後退であると思います。J.S. (4月13日)

先月末のスイスインフォ大幅縮小のニュース、大変驚きました。

すでにたくさんの方が現行体制の継続を熱望していますが、私もその一人です。短波で送信されていたスイス国際放送(SRI)から流れてくるヨーデルやスイス民族音楽に遠い国スイスに思いを馳せていた20数年前からスイスのファンです。その後、ラジオからは遠ざかってしまいましたが、ネットで最新のスイス情報を発信してくださるswissinfoは私のお気に入りのひとつになりました。
 特に素晴らしいと思う点は9カ国語で配信しているということです。これは短波放送時代からのよき伝統を踏襲したものだと思いますが、スイス国内のみならず国外にいる一人でも多くの人たちにスイスという国を知ってもらう重要な役割を担っているということを経営陣の方々に改めて考えていただきたいと思っています。現行の多言語体制存続を強く希望します。K.Y (4月16日)

今回初めて存在を知り、さっそくお気に入りに入れましたが、まもなく解体と聞き、絶句しています。

なくなるのは残念です。あまり知られないスイスという国に関する貴重な情報源です。ぜひ続けてほしいです。T.W. (4月17日)

存続希望 

業務縮小で日本語対応がなくなるとのこと。もし、こんな小さな声でそれを止められるのならとメールしました。
ジュネーブ、ローザンヌのお菓子屋さんやレストランでスタジェとして過ごした日々が懐かしいです。
せひ、残していただけたらと思います。S.O.(4月17日)

スイスのニュースを日本人の観点で知ることができ、いつも有り難く利用させて頂いております。

また、スイスを紹介するという意味で日本の知人にも大変喜ばれていますし、私自身、スイス生活の情報源として愛用させていただいています。
多言語を操るスイスの国民性と永世中立国であるからこそ存在するサービスではないかと感動しておりましただけに、なくなってしまうのは非常に残念です。Swissinfo(日本語版)の存続を心から願っております!N.W(4月25日) 

学生時代、短波放送のSRIを聞いていました。

英語はよくわかりませんでしたが、あの、オルゴールのIS(インターバルシグナル)を聞くたび、スイスという国に思いをはせていました。今、swissinfoが日本語で情報を提供するようになり、短波ではなかった日本語での情報が入手できるとよろこんでいます。多くの日本人があこがれるスイスの情報を今後も日本語で提供していただくことを望みます。NN(4月25日)

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他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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