戦争の中を生きる
















広義の意味における文化の一部、あるいは文明の一部としての戦争。それを伝えるのはトーマス・ケルン氏の写真だ。スイス人写真家のケルン氏はボスニア、そして包囲されていたサラエボで長く寒い冬の夜、いつまでも続く冬を過ごした。その時カメラに収めた写真の数々は、そのときの証人だ。
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フォトエディターとして、SWI swissinfo.chでの写真の編集利用と写真家とのコラボレーションを担当。機会があれば、カメラを持って記者に同行する。 チューリヒで写真家として訓練を受け、1989年からフォトジャーナリストとして活動。1990年にスイスの写真家エージェンシー、ルックアット・フォトスを設立。ワールド・プレス・アワードを2度受賞し、スイスの奨学金制度も利用。作品は広く展示され、様々なコレクションに収蔵されている。
彼は、戦争やそのむごたらしさを記録しようとしたわけではない。また、紛争を解明しようとしたわけでもない。彼の関心の先にあったのは常に名もない人々であり、生き延びるための日々の闘いだった。
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