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お茶ブームを起こしたスイス人

スイス中央にあるルツェルン市の駅商店街にオップリガー氏のお茶のショップがある。

(swissinfo.ch)

スイスではこの2、3年、緑茶ブームである。清涼飲料水にもグリーンティ入りが登場した。抗癌物質のカテキンを含む緑茶は健康に良いと人気。茶道のデモンストレーションにも多くのスイス人が参加する。薬剤師のペーター・オップリガー氏が仕掛け人である。                                     

 玉露、抹茶、ほうじ茶、玄米茶、新茶、番茶。この人の口からは次々とお茶の名前が出てくる。スイス中央のルツェルンでドラックストアを経営するペター・オプリガー氏。お茶との出会いは40年前に旅したインドに始まる。スイスから車で薬剤師の同僚とインドを目指した。ヒマラヤ山脈で出会った薬草による医学を通し、お茶の魔力に取り付かれる。当時、インドでは紅茶しか生産されていなかった。

 その後、現、徳島文理大学の藤木博太教授と交流。抗癌物質とされるカテキンを含む緑茶をスイスに広めた。日本でもお茶の効用について講演する緑茶の第一人者。彼が開発に加わった清涼飲料水「リヴェラ・グリューン」は、緑茶のエキスを注入し健康飲料として人気。しかし、オプリガー氏本人は、お茶は「楽しみであり薬でもあり」、本来お茶はお茶として飲むべきだと言う。

 お茶がブームになったのは、戦後に肉を食べることが豊かさの象徴だと思い込んでいたスイス人が近年になって健康志向になり、お茶の効用が注目されたから。「日本人はアメリカナイズされて、逆に不健康になっていると思う」と辛口。お茶の大手輸入業者として、「有機栽培で不純物も少ない」と日本産のお茶の質を歓迎する。 南部スイスに土地を買い、茶畑を作った。新茶を摘み、友人たちにお茶を点てるのが夢だ。

スイス国際放送 聞き手 佐藤夕美 (さとうゆうみ)

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