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ルディ・ブルクハルト 1932~59 大都市のジャングルの中で

スイス人のルディ・ブルクハルト(1914~1999)が初めてニューヨークを訪れたのは21歳の時。現地に着くやすぐに移住を決断した。街の規模、多様性に溢れた建築構造、道路で人が慌ただしく行き交う様子に圧倒された彼はその印象を写真や映像で表現していった

バーゼルに代々続く地主の息子だったブルクハルトは、家族の中でいつも居心地の悪さを感じていた。若い頃から、評判があまり良くなかったクラインバーゼル地区をぶらついていた。バーゼルの上流社会で地位を築くことにはあまり関心がなかったのだ。

写真に興味を持ち始めたのはその頃だった。当時、バーゼルでは前衛的な写真の展覧会が開かれており、激しい議論が巻き起こっていた。こうした写真は、若いブルクハルトには伝統と家族からの重圧から逃れる手段に映ったのかもしれない。

1933年にロンドンで医学部に入学したが、すぐに退学した。その代わりに、自分のカメラを通してこの大都市の魅力を発掘していった。ある日、彼は10歳年上の米国人エドウィン・デンビと知り合う。ダンサーおよび詩人で、のちに舞踊評論家になったデンビに会いに行くため、ブルクハルトは1935年にニューヨークへと渡った。荷物の中には、今後数年間の生活費には十分な額のお金が詰められていた。

チューリヒ北部ヴィンタートゥールのスイス写真基金(Fotostiftung Schweiz)では現在、ブルクハルトがニューヨークで撮った写真(1930年代後期から50年代初期まで)と、45年以降の欧州旅行で撮影した写真を集めた特別展示が開かれている(来年2月15日まで)。展示中央に設けられた部屋では、ニューヨークをテーマに、37年から59年までに撮影された16ミリ映像フィルムを見ることができる。展示の写真はすべて、ブルクハルトが現像したものだ。

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