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失業率上昇の兆しか

高成長を誇って来たスイス経済が減速傾向を強め、過去数週間は各企業の大規模人員削減計画が相次いで発表された。7月の失業率は1.7%、完全失業者数は60、166人で、統計上は史上最低水準を保っているが、政治家、エコノミストらは、今後の動向を注意深く見守る必要があるとしている。

7月はABB(スイス・スウェーデン)が12、000人の従業員削減を発表し、シリコングラフィックス(米)はヌーシャテル支社の閉鎖に伴う300人の失職を発表するなど、企業のリストラ計画発表が相次いだ。連邦統計局によると、7月の有効求人数も1、500減少し12、064件となった。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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