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スイスは税金逃避のオフショア・センターではない

スイス銀行協会の最高責任者ニクラウス・ブラットナーが、スイスは犯罪者と税金逃れのための天国ではないと、ロンドンの記者会見できっぱりと否定した。

このコンテンツは 2000/06/08 15:59

スイス銀行協会の最高責任者ニクラウス・ブラットナーが、スイスは犯罪者と税金逃れのための天国ではないと、ロンドンの記者会見できっぱりと否定した。

ブラットナー氏は、世界でも洗練された主要な金融センターという意味では、スイスはたしかにオフショア・センターだと発言した。「我々はオフショア・センターの持つ否定的な意味合いを無視するほど、ナイーブではない。ただ乗りの日焼けした輩が、白砂のビーチで日がな過ごし、ヤシの木の下でドリンクを飲んでいる間に、出所の不審な資金が、地元の銀行で非課税になっている。そんな意味もある。」

ブラットナー氏はオフショア・センターについて、・資金洗浄者が有能な金融管理の欠如を悪用できる所、・非居住者に非課税または低課税の優遇措置を与え、銀行秘密保持法があり、外国当局との協力を拒む所と、定義した。「多くの人は、スイスは、このようなオフショア・センターの典型的な例だと思っている。が、それは、間違いだ。スイスは、国際的な顧客に、銀行業務とアセット・マネージメント・サービスを提供するという意味では、金融のオフショア・センターだと認める。」と力説した。

さらに、世界の金融の安定のためのオフショア・センターとされるG7が創設した、金融安定フォラムのレポートを引用し「スイスが世界の金融の安定を脅かす存在でないとの分析を読んで安心した。スイスは、全オフショア・センターの統制基準のリストで、トップグループにランクされていた。」と付け加えた。

またEUによる税制の統一の試みについては、スイスの源泉課税制度がモデルになるだろうとし「スイスは長年、世界で最高の35%の源泉課税を課している。納税者は、貯蓄、ボンド収益も正直に税務署に申告するよう求められている。」と述べた。税金は、税務署が完璧で正確な申告がされたと認めた時、返還分が出る。欧州委員会の法案のガイドラインは、EU域内の居住者が税務署に申告するか、源泉課税にするかというものだ。

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