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スイス男性よ あなたも綺麗になりたいの?

ウェルネスと美容。男性も美しさを求めて、熱心になってきた。 Schweiz Tourismus

化粧品は女性だけのものではない。スイスの男性が最近、美しくなりたいと美容に目覚め始めているという。

このコンテンツは 2004/03/19 16:32

男性も美しいボディになりたいと思っている。男性化粧品の売上も上昇し、エステやスポーツジムに熱心に通う人が多くなった。

綺麗になりたいと思った男性がまず手につけるのが、香水。その次がアフターシェイブ。シャワージェルを新しくしたら、スキンケア用のクリームに興味がそそられる。この5年間の男性の美容に対する意識の推移をスイス美容プラスのイヴ・グマ氏が分析した。

化粧品・香水製造・輸入・卸協会(ASCOPA)の統計によると、2002年の男性化粧品の売上は前年より1割増加し、特にフェイスクリームは3割弱も増加した。

自己への認識の高まり

社会学者のエリアン・ペラン氏によると、1960年からおよそ10年間の間に、男性も女性も自分の身体に対する認識が変化した。外見がより重要なポイントとなったのがこの時期。ウーマンリブといった女性の地位向上の運動が起き、男性に対しての女性の期待度も高くなった。「男臭いことは男らしいことではないといった認識」が女性の中から生まれた。さらに、「ホモセクシャルのカミングアウトの動きなどを通して、男性自身の認識が変化し、新しい男性のイメージが生まれた」とペラン氏。

一方、スポーツに人気がでてきたこともある。男性は、若く見え、健康的で、筋肉が盛り上がっているのが素敵という価値観である。スポーツをすると汗が出るのでシャワーを浴びる。シャワーを浴びると肌が乾燥する。よって、スキンケアとしてのクリームが必要となるといった具合に、男性も化粧品に注目するようになった。

男性的な審美眼

男性用化粧品が売られていなかったころは、パートナーの化粧品を借用。1990年代になって、最初に男性用化粧品を作ったのがビオテルム。その後、フランスなどでも男性専用商品が生まれ、スイスではパーフォーメンがブランドとしては有名である。いま流行なのは、スキンケア商品。ピーリング、保湿クリーム、マット感を出すクリームはもちろんのこと、しわ防止、アイクリームなど、女性の化粧品と種類はさほど変らない。

化粧品会社がターゲットとする男性の年齢は25歳から45歳まで。男性が化粧品に目覚めた当初は、女性が男性に代わって買っていた。いまは、男性が自分で買うようになったという。

同じ人間の肌なのだから、男性も女性も関係ないと思ったら大間違い。男性化粧品の特徴は、すぐに効果が見られて、持続する。面倒なケアは必要なく、短時間でできること。パッケージはピンクなどもってのほか。ネーミングも「男性らしさ」に工夫があるという。

男性用エステ

美意識が向上したといっても、男性でエステティック・サロンに通う人はいまだに全体の1%。女性は1割といわれる。スイスのエステは男女の区別がないところが多く、男性は行きにくい。

ローザンヌにある「マスキュリン・サロン」は、スイスで唯一の男性専門エステティック・サロンである。今年で営業3年目。客層は16歳から80歳までだが、中心は25歳から40歳。人気のコースは脱毛。前出のペラン氏が語るように、「ヘアは動物を連想させる。脱毛することは自然を征服することにもつながる」。社会的な余裕なのだろうか、男性も昨今は、外見を重視する風潮が主流になりつつあるらしい。

スイス国際放送 シャルロット・エッガー(佐藤夕美 (さとうゆうみ)意訳)

キーワード

2002年の男性化粧品の売上は前年より1割増加。
特にフェイスクリームは27.2%の増加。
化粧品会社は25歳から45歳の男性をターゲットとしている。
エステに通う男性は全男性の1%。

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