人民党の発議で署名偽造見つかる
連邦検察局は、人民党の2件の発議で約20、000の署名の偽造(発議に必要な10万人分の署名の、5分の1に相当)が発見されたと発表、調査の開始を検討している。
連邦検察局は、人民党の2件の発議で約20、000の署名の偽造(発議に必要な10万人分の署名の、5分の1に相当)が発見されたと発表、調査の開始を検討している。
人民党の発議は、余剰準備金を老齢年金計画に使用するというものと、難民の権利侵害を予防する手段に関する2件。人民党のIrene Schellenbergスポークスマンは、日曜紙「ゾンターグツァイトゥン」の党も異常に多い無効署名があることを確認したという報道を認めた。署名の偽造は、独語圏で集められた署名から発見されたという。
連邦検察局は、調査の必要性があるかどうか検討中だ。発議の結果に影響を及ぼす事を目的とした偽造署名の提出は、軽犯罪にあたる。
Schellenberg人民党スポークスマンは、11月末までに難民の発議のため、また2001年2月までに年金計画の発議のために、必要な10万人の署名を集めるため、人民党は全力を尽くすと述べた。

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