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ランツゲマインデ(Landsgemeinde)

スイス民主制の最古であり、最も簡素な形。選挙権のある市民が、年に1度広場に集まり、州の閣僚(アッペンツェル・インナーローデン準州)の選出や、州憲法、法律、税率の設定(アッペンツェル・インナーローデン準州とグラールス州)が行われる。投票では挙手、もしくは投票権証明書を高く掲げる。現在は、アッペンツェル・インナーローデン準州とグラールス州の2州のみが、ランツゲマインデを続けている。以前はツーク、シュヴィーツ、ウーリ、オプヴァルデン、ニトヴァルデン、アッペンツェル・アウサーローデンの各州でも行われていた。ランツゲマインデには選挙・投票における個人の秘密保持が保障されないという批判もある。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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