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愛・地球博 スイスが参加する意義

愛・地球博 愛知万博はあと1年で開幕。スイスアルプスが185日間日本に出張。

3月25日から9月25日まで開催される愛知万博にスイスは、山のテーマで参加する。会場にアルプスの山のレプリカを作る案は、50件が参加したコンペで選ばれた。

6ヶ月間に見込まれる入場者数は150万人。スイスの予算は1,500万フラン(およそ12億8,000万円)で、多額の出費の必要性を問う意見も浮上している。

今世紀初めての万博「愛・地球博」に参加するスイスのテーマは山。スイス館を訪れた人に、スイスアルプスをレプリカで作り、実際に歩いてもらうという趣向だ。「スイスといえばアルプス。スイスの典型的なイメージである山をテーマにして、客を呼び込もうというもの」と外務省の万博計画を担当するマヌエル・サルフリ氏。アルプスに誘われた訪問者が山の中に入ると、これがスイスかと驚くような展示が繰り広げられるが、スイスをより深く理解してもらうように、まずはスイスのシンボルでもある山でアピールすることになっている。

政府予算はすでに承認済み

 万博の参加予算は1,500万フラン(およそ12億8,000万円)。昨年、議会の承認を得た。しかし、スイスが日本にこれほど投資しても、見返りが期待できるかは疑問だという声があがっている。

 キリスト教民主党のアルトゥール・レプフェ国会議員は、財政引締めが必要な時期に、外国における文化活動に多額の資金を投入するのは危険という意見である。「万博に参加することに反対ではないが、財政赤字の折、歳出の削減の道を模索している。このような出費はいかがなものか」と言う。

十分に賄えるとの見込み

 スイスの万博への予算は、回を追うごとに減っている。スペイン・セビリャの1992年万博では3,200万フラン(およそ27億2,000万円)、ドイツ・ハノーバーの2000年万博では2,300万フラン(およそ19億6,000万)だった。また、2002年の国内博では、予算をオーバーし、議会は2回にわたって補正予算を承認しなければならなかった。前出のレプフェ議員は、「ハノーバー博は財政面で散々だった。愛知博でも同じ事が起こらないか」と心配している。

 これに対してサルフリ氏は「政府予算は1,500万フランで十分。現在の景気を考慮すれば、補正予算は認められないことは分かっている」と予算オーバーにならないことが、同氏の「使命」であると反論した。

スイスの宣伝のチャンス

 スイスの愛知万博への参加を支持するのは、社会民主党のアニタ・フェツ議員。昨年の予算審議の際に「日本におけるスイスのイメージアップのためにも万博への参加は重要な意味がある」と参加を支持した。

 サルフリ氏は「すでに125カ国が参加を表明している中、スイスが参加しないというのは目立ちすぎ。スイスにとってアジア圏内で最も重要なビジネスパートナーである日本が主催するイヴェントに参加しないとなると、日本も納得しないだろう」とスイスと日本の経済および文化の交流政策における要(かなめ)になるであろうと期待している。「スイスが参加する目的は、世界の政界や産業界、そして文化のオピニオンリーダーに幅広いスイス像を示すことにある」と同氏。また、「参加することの見返りを金額で現すことは難しい。参加することは有意義」と信じ、一年後の開催に向け、準備がすすめられている。

スイス国際放送 ラムセイ・ツァリフェ (佐藤夕美 (さとうゆうみ)意訳)

キーワード

愛・地球博へのスイス参加予算1,500万フラン(およそ12億8,000万円)。
テーマは山。
2005年3月25日から9月25日まで開催
参加国 125カ国
参加団体 8団体

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