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連邦鉄道、国外からの運転手募集に踏み切る

スイス連邦鉄道は、旅客・貨物路線双方でドイツ人運転手を募集する事に決定した。

このコンテンツは 2000/08/08 10:16

スイス連邦鉄道は、旅客・貨物路線双方でドイツ人運転手を募集する事に決定した。(写真:ベルンーチューリッヒ間のICN運転席)

連邦鉄道は1ヵ月前、外国人はスイスの鉄道システム、技術、法規についての知識が無いとして、国外からの職員募集案を却下した。が、このほど、100人のドイツ人運転手を募集すると発表した。連邦鉄道は、輸送の急増により早急な職員補充が必要になったと、政策転向を説明している。

「現在、運転手の労働時間は長く、休暇も取れない。早急に解決するために、ドイツからの運転手募集に踏み切った。今後、イタリアでの募集も考えている。」とスポークスマンは語った。また、昨年12月の嵐で、何千本もの大木がなぎ倒された。これらの倒木を運ぶのに、より多くの貨物列車が必要だと説明した。

また、先に懸念された安全問題に関しては、ドイツ人運転手にもスイス人運転手同様、実践前にテストに合格する事を義務付けると発表した。

一部で、連邦鉄道が定年退職した運転手を再就職させているという噂が流れた。が、鉄道側は「可能性を検討し、退職した運転手に希望をきいてみたが、彼等は断った。激務なので、高齢者には無理だろう。新人を育成するか、他の鉄道から人を雇った方が、安全だ。」と噂を否定した。

現在、連邦鉄道には、客車2、200人、貨物車1、100人の計3、300人の運転手がいる。

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