遺伝子組み換え実験にGOサイン

Keystone

連邦行政裁判所は11月13日、ヴォー州ピュイ ( Pully ) で計画されている3年間にわたる遺伝子組み換え小麦の野外実験にGOサインを出した。判決によると、安全面に関する条件はすべて満たされているという。

このコンテンツは 2008/11/14 09:27

今回の決定に対しては連邦最高裁判所に異議申し立てを行うことができる。この野外実験はチューリヒ連邦工科大学 ( ETHZ ) とチューリヒ大学が計画しているもので、遺伝子組み換えの対象となっているのは真菌類に対して抵抗力のある小麦だ。

上訴がなければ来年春に実験開始

連邦環境省環境局 ( BAFU/OFEV ) は2007年、3年間にわたって行われるこの野外実験を認可した。だがこれに対して、複数の地元住民が連邦行政裁判所に訴えを起こした。

反対団体の代表によると、遺伝子組み換え作物 ( GMO ) の野外実験は未知の危険をもたらす恐れがあるという。連邦行政裁判所は実験による影響がすべて明らかになっているわけではないことを認めながらも、野外実験を禁止する意思は見せなかった。

同裁判所はその理由について
「いずれにしても、遺伝子技術法が定める安全面に関する条件は満たされている。消費の可能性がある植物と遺伝子組み換え小麦の交配を防ぐ予防措置はすべて取られており、隣の耕作地との距離も300メートルある」
と発表した。

連邦環境局はさらに、周囲60メートルに広がる地域に野生の小麦が存在するかどうかを調べ、それらに花を咲かせないよう処置することも求めている。連邦最高裁判所への上訴がなければ、この実験は2009年春に開始される予定だ。

swissinfo、外電

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