スイス人の生活を直撃したコロナ危機⑨

コーヒーマシンを作るヴェッギスの企業テルモプランに、奇想天外な注文が飛び込んだ。新型コロナウイルス感染症の治療に使う人工呼吸器を作るーというものだ。

このコンテンツは 2020/07/07 06:00
スイス公共放送(SRF)

アドリアン・シュタイナー社長がビジネスパートナーと電話会議をしている。今回の注文は、畑違いの人工呼吸器を作ってほしい、というもの。ロックダウン(都市封鎖)で閑古鳥が鳴く製造ラインにはありがたい話かもしれないが、突拍子もない申し出に社長はどう反応するのか。

映像特集「スイス人の生活を直撃したコロナ危機」

2020年4月23日にドイツ語圏のスイス公共放送(SRF)で放送されたドキュメンタリー番組「DOK」の計1時間38分の映像を、1回10分程度に分け、日本語字幕付きで順次オンライン配信します。この番組はスイス政府が非常事態を宣言した直後から、レストランや美容院の店主、病院のスタッフ、企業人に密着。市井の人たちがこの事態にどう向き合ったかを追いました。配信は日本語編集部のFacebookTwitterでお知らせします。

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例年、大勢の人が旅行に出かける4月初めのイースター休暇。休暇に入ってすぐ、保健庁感染症班のダニエル・コッホ班長が定例の記者会見に向かう。新規感染者数はやや落ち着きを見せ始めたが、感染症対策のエキスパートはまだ気を緩めない。

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