スイス国民銀行、利上げ
スイスの中央銀行、スイス国民銀行(SNB)は、経済好転持続のため、金融政策の引き締めをはかり、利上げを発表した。SNBは、3ヵ月ロンドン銀行間取り引き金利(LIBOR)の上限1.25から2.25%をターゲット範囲に定めた。
スイスの中央銀行、スイス国民銀行(SNB)は、経済好転持続のため、金融政策の引き締めをはかり、利上げを発表した。SNBは、3ヵ月ロンドン銀行間取り引き金利(LIBOR)の上限1.25から2.25%をターゲット範囲に定めた。
利上げは、アナリストらからは歓迎されている。「市場はかなり以前から利上げを予想していた。スイスの経済指標は良い。高水準の石油価格は、消費および製造価格の加速となっている。失業率は、ここ数年で最低の2.5%だ。これだけそろっていれば、市場にとっても、そろそろSNBが何かしても大丈夫だと安心感ができていた。」と、エコノミストのマルクス・アレンスパッハ氏は言う。
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