連邦工科大学チューリヒ校のスイス地震サービス(SED)は28日、2018年にスイスで900回を超える地震を記録したと発表した。そのうち揺れを感じる強さであるマグニチュード2.5以上の地震は3%未満(25回)だった。
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スイスで揺れを感じた最も強い地震は1月17日と2月1日に観測された。震源地は隣国オーストリアのクロスタータールで、いずれもマグニチュード4.1に達し、建物の外壁にひびが生じる程度のわずかな損傷を引き起こした唯一の地震だった。
スイスが震源地で最も強い地震は8月23日、ヴァレー(ヴァリス)州のダン・デュ・モークル近郊で観測された。マグニチュードは3.2で、揺れを感じた住民から約400件の通報がSEDに入った。地盤が緩いため揺れが増幅するローヌ渓谷からの通報もその中には含まれていた。
全体として、2018年の地震活動は例年通りだった。スイスでは深刻な被害をもたらすマグニチュード6以上の地震はまれで、50~150年に1回発生する程度という。
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