スイスの企業が販売したマイナスイオンのアクセサリーが、放射性物質であるウランとトリウムを高レベルで含んでいることが分かった。連邦内務省保健局(BAG/OFSP)は購入者に通知し、製品の使用中止と回収を呼びかけた。
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連邦内務省保健局のダニエル・ダウワルダー報道官は7日、メディアの取材に応じ、スイスの一企業が中国から輸入した岩粉に2種類の自然放射性物質が高レベルで含まれていたと認めた。企業名は明らかにしていない。ドイツの税関職員が問題を発見し、連邦内務省保健局に届け出た。
保険局によると、問題の岩粉が使われたブレスレットやネックレス、イヤリングを一日数時間、数年間続けて着用した場合、皮膚の放射線被ばく量は年間50ミリシーベルトを超え、長期的に見ると皮膚がんのリスクが増加するという。ただ、これまでアクセサリーを着用していた購入者に対し医療措置を取る必要はないとしている。
対象製品の多くは既に回収済み。回収された製品は、適切に処分される。
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輸入卵に殺虫剤成分 スイスの大手スーパーが販売停止
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スイス大手スーパーのミグロ、コープ、アルディ・スイスは4日、欧州の養鶏場から出荷された卵から殺虫剤成分が検出されたことを受け、予防措置として輸入された卵の販売を停止した。スイス当局は、国内で生産された卵は汚染されていないとしている。
連邦内務省食品安全・獣医局(OSAV)は同日、オランダから輸入された卵から殺虫剤成分「フィプロニル」が検出されたと発表。スイス国内の大手スーパーはほぼ同時に輸入された卵の販売停止を決めた。
当局は声明で「スイスの輸入業者による検査で(殺虫剤成分が)検出された。現時点で、健康被害を及ぼすような汚染レベルではない」とした。
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スイスで行われる大気中と土壌の放射能測定
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スイスで発生した重大な原子力・放射能事象に対応するモニタリングおよび緊急特別部隊で、重要な役割を果たすのがシュピーツ研究所だ。シュピーツ研究所の科学者たちは9月末、軍の特殊部隊のスタッフとともに、ベルン州のミューレベルク原発で事故が発生した場合の対応を確認した。
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