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スイスの本
(Keystone)

古典から現代作品まで、スイス人は読書を愛し、四つの公用語にまたがる文学を生み出してきた。

読書はスイスで最も好まれる娯楽の一つ。2008年に連邦統計局(BFS/OFS)他のサイトへが行った調査によると、2015年に発行された本は1万2200冊で、1969年に比べ倍増。スイス書店・出版社協会他のサイトへによると、本の売り上げの約1割を電子書籍が占める。

スイスの出版業の中心地はチューリヒとバーゼル。詳しくはスイス・ドイツ語書店・出版社協会のサイト他のサイトへ(独語)へ。スイスの文学に関する概略は情報サイト「All About Switzerland」のこのページ他のサイトへ(英語)へ。

フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語圏の作家が一堂に会するスイス人作家協会他のサイトへ(独/仏/伊語)もある。スイスの文化芸術振興団体プロ・ヘルベティア(Pro Helvetia)は毎年、国内で新たに出版された書籍で「外国語に翻訳されるべき12の本他のサイトへ」を発表している。

フランス語の作家

18世紀と19世紀初期の重要なフランス語作家の多くはスイス人だった。中でも有名なのは、ジュネーブで生まれ育ったジャン・ジャック・ルソー(1712~78年)だ。スタール夫人としても知られるジェルメーヌ・ド・スタール(1766~1817年)はパリで生まれ育ったが、ジュネーブのネッケル家の血を引く。ナポレオンに追放され、スイスのヴォー州にある村コペ(Coppet)に移り住んだ。スタール夫人と親しかった作家バンジャマン・コンスタン(1767~1830年)はローザンヌで生まれた。

もう少し時代が進むと、シャルル・フェルディナン・ラミュ(1878~1947年)が登場する。ラミュは農夫やアルプスに住む人々を描いた。また、パリに移住したブレーズ・サンドラール(1887~1961年)のように、活動の拠点を大都市に移した作家もいた。サンドラールの作品はフランス文学の中で確固たる地位を築いたが、彼がスイス人だということはあまり知られていない。最近では、ジャック・シェセ(1934~2009年)もフランスで名を成し、1973年に文学賞ゴンクール賞を受賞した。

ドイツ語の作家

聖職者のイェレミアス・ゴットヘルフ(1797~1854年)はベルン州エメンタール地方に暮らす農民の生活を描いた。小説家のゴットフリート・ケラー(1819~90年)はスイス文学という考えに反対で、自らをドイツ文学の作家と位置付けていた。

ドイツ語圏というよりもスイス文学全体で最も有名な登場人物といえば、間違いなくハイジだろう。多くの人に愛されている児童書『ハイジ』のヒロインで、ヨハンナ・シュピリ(1827~1901年)が生みの親。

20世紀初期の作家の中ではロベルト・ヴァルザー(1878~1956年)が有名。ヘルマン・ヘッセ(1877~1962年)はドイツ人だが、1923年にスイス国籍を取得した。ヘッセの代表作は『シッダールタ』、『知と愛』、『荒野のおおかみ』、『ガラス玉演戯』など。スイスに長く暮らしたドイツ人作家はほかにトーマス・マンがいる。マンの小説『魔の山』の舞台となったダボスは一躍有名になった。

20世紀後半のスイスドイツ語圏で最も有名な作家にマックス・フリッシュ(1911~91年)が挙げられる。フリッシュの作品は小説『ホモ・ファーベル』、戯曲『ビーダーマンと放火犯』、小説『シュティラー』など。また、フリードリヒ・デュレンマット(1921~90年)もその1人で、『物理学者たち』や『老婦人の訪問』などの戯曲で知られる。ヌーシャテルにはデュレンマットセンター(Centre Dürrenmatt)他のサイトへ(英/独/仏/伊語)がある。

イタリア語の作家

イタリア語圏のスイス人作家は隣国イタリアと深い関係にあり、イタリアで有名になる傾向がある。最も著名な作家はフランチェスコ・キエサ(Francesco Chiesa)だ。キエサは詩人でもあり小説家でもあった。さらに、詩人ではジョルジオ・オレリ(Giorgio Orelli)やアルベルト・ネッシ(Alberto Nessi)、女性作家ではアンナ・フェルダー(Anna Felder)やフルール・イェギー(Fleur Jaeggy)がいる。ジョルジオ・オレリはスイスで最高の文学賞シラー賞を受賞した。シラー賞にはデュレンマットやフリッシュも名を連ねる。

ロマンシュ語の作家

ロマンシュ語文学の歴史は16世紀に始まり、複数の方言で書かれてきた。20世紀初頭、これらの文学作品は言語学者カスパー・デクルティンスによって大選集『クレストマティァ(Chrestomathia)』に収められた。

ロマンシュ語圏の現代作家には、エンガディン地方の小説家クラ・ビールト(Clà Biert)と詩人ルイーザ・ファモス(Luisa Famos)のほかに、スルセルヴァ方言の小説家ジオン・デプラツェス(Gion Deplazes)、テオ・カンディナス(Theo Candinas)、トニー・ハルター(Toni Halter)、短編小説家のジアン・フォンタナ(Gian Fontana)がいる。近年の有名な作家の中には小説家のレオ・トゥオル(Leo Tuor)や若手作家のアルノ・カメニシュ(Arno Camenisch)もいる。両者ともスルセルヴァ地方の出身。

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