スイスの視点を10言語で
働く

税金 

税務行政のスタンパー
Christian Beutler/Keystone

スイスの住民が納める税金には、連邦税、州税、市町村税の3つがある。税率は各州で異なり、一般的に欧州の他の国々よりも低い。

スイスでは多くの場合、給与から税金が自動的に差し引かれないため、毎年確定申告書を提出して納税する。

給与から自動的に税金が差し引かれる源泉徴収は、スイスに居住し年収が12万フラン(約1690万円)未満の外国人労働者、及びスイスで働き収入を得る国外居住者(特に越境労働者)のみに適用される。

スイス国民とC許可証を持つ外国人は毎年確定申告を行う必要がある。税務当局はそれをもとに納税額を算出する。課税対象は収入と資産で、家族構成や様々な控除を考慮して課税額が決まる。

税金には連邦税、州税、市町村税の3つがあり、税率は居住する州や自治体によって大きく異なることがある。一般的に資産税の税率は比較的低い。

居住地の税率は状況に応じ変更されることもある。税率や税額表など税制に関わる案件について、スイス国民は連邦、州、市町村レベルで定期的に投票している。

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部