スイスの視点を10言語で

ジョージ・ハリスン、スイスで脳腫瘍治療

元ビートルズのジョージ・ハリスン氏(58)は、スイス南部ティチーノ州ベリンツォーナの病院で脳腫瘍の治療を受けていたことがわかった。

「ジョージ、スイスでガン治療か」という噂は、最初7月8日付けの日曜紙で報じられた。ハリスンさんは10日、「不必要な心配をかけて申し訳ない。治療後の経過は順調だ。」との声明文を発表した。ハリスンさんは、ベリンツォーナの南スイス悪性腫瘍病院で5月から6月まで放射線治療を受けた。治療のためハリスンさんは病院から車で40分ほどのイタリア・ルイノに家を借りていた。担当医のフランコ・カバリ医師は、ハイスンさんの治療を担当したことを認め「ハリスンさんは1ヵ月前にコバルト治療のコースを終了した。さらに治療をする必要はない。」と語った。

ハリスンさんは98年、喫煙による喉頭癌を患い放射線治療で完治した。また、今年初めには、米国で肺がんの摘出手術を受けた。

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部