バンクーバー2010 スイスは選手146人参加
スイスから「第21回冬季オリンピック( バンクーバー2010 ) 」へ146人の選手が送られることになった。冬季オリンピックのスイス選手団としては、過去最大の規模となる。
スイスオリンピック委員会のユルク・シルト会長は、彼の役目は「挨拶、感謝すること、祝いの言葉を掛ける三つがあり、特に3番目の役割はバンクーバーで果たしたい」と語った。
過去最大の規模
スイス選手団は男子88人、女子58人で構成される。89人が選手村で生活することになる。主監督のジャン・ジリ氏はスイス選手団について
「強く、大志を抱いたチームで、スイスに大きな名誉をもたらすだろう。今シーズン素晴らしい成績を収めた選手がいる。高く注目されている競技で、スピードを競ってほしい」
と胸を張った。
スイスの期待の星は、アルペンのデディエ・キュッシュ、カルロ・ヤンカ、ジャンプのシモン・アンマンのほか、ボブスレー、カーリング、スノーボード、新種目のスキークロス、アイスホッケーなど多くの選手が集まった。獲得メダルの数の予想は難しいとされている。
「メダルの数が第一目標ではない。なるべく多くの選手が、その実力を絶好のコンディションで発揮することだ。10個から12個のメダルは確実だと思う」
とジリ氏。
ジリ氏が特に期待を寄せるのは、バイアスロンのセリナ・カスパリン選手。スイスから初めての女子として参加する。「バイアスロン選手たちが近年どれほど努力したか。称賛に値する」と言う。またアルペンスキー男子とクロスカントリーのダリオ・コロニア選手にも注目していると言う。
swissinfo.ch、外電
2月12日から28日まで開催。7競技86種目。このうちスイスは146人の選手を派遣し17種目に参加する。
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