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外国人住民増える

外国人住民増加 Keystone Archive

スイス在住の外国人は過去1年間で約2%増加し、全人口の19.6%を占める140万人と史上最多を記録した。

連邦外国人局が15日発表した統計によると、8月末現在でスイスに住む外国人人口は140万人で全人口の19.6%になった。この中に国際機関職員、季節労働者、短期滞在者は含まれていない。

出身国別の内訳では、EU、EFTA(欧州自由貿易連合)の出身者が57%を占める。中でも最も多いのが隣のイタリアで315、608人(22%)。次いで旧ユユーゴスラビア(スロベニア、クロアチア、ボスニア、マケドニア、ユーゴスラビア連邦共和国)出身者が343、739人の24.4%、うち半分以上がユーゴ人。以下、ポルトガル9.6%、ドイツ8.1%、スペイン5.8%、トルコ5.7%、フランス4.3%、マケドニア4.1%、ボスニア=ヘルツェゴビナ3.2%。

連邦外国人局によると、活況なスイスの労働市場のおかげで、より多くの外国人が労働ビザを申請している。8月末現在のスイスの外国人就労者は936、437人で、前年同時期と比べ4.5%増加した。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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