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21世紀の大予想。スイス人は悲観的

スイス人は21世紀に明るい期待を抱いていないようだ。42%が大災害による人類滅亡の危機があると予想し、43%が2100年にはスイスなんて存在しないだろうと考えている。

スイス人は21世紀に明るい期待を抱いていないようだ。42%が大災害による人類滅亡の危機があると予想し、43%が2100年にはスイスなんて存在しないだろうと考えている。

調査研究機関デモスコープの行った調査によると、人類についてもスイスについても明るい展望を描いている人は少数派だった。核戦争、天災、巨大隕石の地球激突などの大惨事による人類滅亡の危機などないだろうと回答したのは37%で、42%はある、21%は無回答だった。スイスの未来に関しては、36%が100年後も独立国として存続していると答え、43%は消滅していると回答、21%が無回答だった。また、21世紀末には人類は良くなっているか悪くなっているかという質問には、44%が悪くなると答え、30%は変わらないと答えた。

年齢別では高齢者ほど暗い未来を描いている。世界の未来は明るいと答えたのは僅か20%で、48%は滅亡に向かっていると答えた。

デモスコープの調査は、独語圏と仏語圏で15才から74才までの1、014人を対象に行われた。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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