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エメン町住民投票、22人の国籍申請を承認

昨年3月、1スイス国籍申請をした外国人住民56人中トルコ、旧共産圏欧州出身者48人の申請を住民投票で却下し国内外から批判の集中砲火を浴びて一躍有名になったルツェルン州郊外の町エメンで、10日再び同様な住民投票が行われ、今度は22人の国籍申請が承認された。

このコンテンツは 2001/06/11 08:09

スイスでは、国籍申請を認めるかどうかの審査は市町村レベルの自治体に委ねられている。が、エメンのように、住民投票できめるという自治体は、あくまでも少数派だ。10日の住民投票で、エメンに長期在住するクロアチア、ユーゴスラビア、トルコ、英国、ドイツ出身の22人13組の国籍申請が承認された。ペーター・シュネルマン町長は「投票結果を誇りに思う。これでエメンが、国籍申請問題に関し世界のヘッドラインを悪の代表として飾ることはなくなるだろう。」と語った。

スイスは外国人人口がヨーロッパ1高い。700万の全人口のうち外国人は140万人で、約20%を占める。多くは1960年代から70年代に、スイスの労働力不足を補うため、スイスに移住してきた。スイス生まれの2世を含め今後もスイスに定住する見込みで、スイス国籍を取りたいと願う人々が多い。工業の町エメンでは、外国人が全人口の30%を占める。そのほとんどはエメンの工場が従業員として募集して連れて来た人々でエメン在住20年から30年だ。そのようなエメンの外国人住民56人23組の国籍取得申請をエメンのスイス人町民は昨年3月12日の住民投票で、イタリア人8人を除きトルコ、旧ユーゴスラビア、ハンガリー、ポーランド出身の48人全員を却下した。この住民投票が投票日前から注目を集めたのは、町が有権者の決断を容易にするためとして56人全員の収入、生年月日、職業、趣味など個人情報を記載した写真付きパンフレットを作製し、スイス人町民宅に配付したためだ。

この事件でスイス内外から糾弾されたエメン町議会は、今年は300人の国籍申請者リストからエメン町国籍委員会が最も「受け入れ可能」と認めた22人を選別し、10日の住民投票に持ち込んだ。

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