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スイス人の所得増加

増加の傾向にある

(Keystone)

ジュネーブに本部のある世界保健機構(WHO)で21日、韓国出身、WHO歴20年という生え抜きの李鍾郁(イジョンウク)氏が就任し、新体制のメンバーを発表した。

新型肺炎(重症急性呼吸症候群=SARS)の再発防止のための国際的な監視メカニズムの強化を公表、任期5年の最優先課題としてエイズ対策を挙げ、「2005年までに300万人にエイズ治療を供給する」計画を12月のエイズ ・デーまでに計画を策定するとした。

新体制の特徴
 
 ブルントラント前事務局長時代に中央に権限が集中していた体制を見直し、「現場重視」で70%の人員や資金を地域事務所に送り込む方針を明らかにした。また、最も力を入れることになるエイズ・結核・マラリア対策局が新設され、そのトップに米国のジャック・チョウ厚生次官補を事務局次長に任命。局長レベルに外部からの新顔が多いことに対して「5年ごとに体制見直しや新顔を入れ替えるのはいいことだ。“新しい血”を入れることで国際機関も健康(ヘルシー)になる」とコメントした。

アジア式スタイルに ?

 前事務局長のブルントラント氏は「猪突盲信」型のリーダーシップでたばこ条約の設立やマラリア退治に力を入れた。一方の李氏について「アジア出身なので調和を保ちながら進めていくタイプなのでは」と分析するのが同氏にハンセン症、寄生虫担当部長に任命された、厚生労働省出身の遠藤弘良氏。李氏とはWHOでマニラ時代から共に働いた経験がある。

日本との縁

 李氏は熱帯病の専門医だったが元事務局長で当時マニラにいた、中島宏氏の誘いで83年からWHOに勤務した。WHOでは子供の伝染病予防や結核対策などに携わった。日本人の奥さんとは韓国の職場で知り合ったという。日本語も話すようになり、「家族を通して日本の文化、人々について習った」という。1人息子は米国に留学中で今年、1月に執行理事会で事務局長に選出された際、お祝いに「車を買って」と言われたと笑う。


スイス国際放送、屋山明乃

崖崩れの要因

 多くの専門家は岩と岩を繋げるセメントの役割をしていた永久凍土が記録的猛暑で溶けたために起こったと分析している。ここ一ヶ月以来、普段この時期(6月)は約3000メートルである気温0度の地点が標高4000メートル地点に上がってしまった。また、6月、7月に標高2500メートルから3000メートル地点で雪がないと、日光の反射熱が岩や地面に奥深く伝わってしまうという。万年雪のマッターホルンでは「通常、6月には東側山頂に雪が残っているところが、全くない」とツェルマットガイド協会のミギ・ビナー氏。スイスの今年の6月は250年ぶりの猛暑を記録、7月に入っても高温は続いている。

登山再開は何時?

 現在、マッターホルン登頂が可能なのはイタリアからライオン山稜のコースのみ。ガイド協会のビナー氏は「現在、ツェルマットから出発できる他のルートを検討中で日曜日(20日)からは登山が可能になる見込みはある。今夜には分かるはず」と17日に語った。問題はスイスから登頂予定の登山家たちがイタリアの出発地点まで辿り着くのに2日間かかる。ツェルマットの観光業にも影響がでるのではないかと住民の不安は大きい。


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