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スイス馬術チームの馬、五輪検疫準備の幽閉生活開始

シドニー五輪に向け代表選手らが最後の調整に入る中、「10名のスイス代表」が隔離小屋で調整に入った。馬術の馬10頭が、4週間ほとんど監禁状態で試合前の検疫を受ける。

このコンテンツは 2000/08/08 10:04

シドニー五輪に向け代表選手らが最後の調整に入る中、「10名のスイス代表」が隔離小屋で調整に入った。馬術の馬10頭が、4週間ほとんど監禁状態で試合前の検疫を受ける。

カルヴァロ、ティンカズ・ボーイ、ダルフ、ポジタノのスター選手(馬)は、ウィリ・メリガー選手(アトラント五輪銀メダリスト)が経営するノイエンドルフ馬術スクールに特設された隔離小屋に入っている。スイス馬術チームの他の馬は、チューリッヒ州Mettmenstettenで隔離されている。

2組の馬は2週間、オーストラリア検疫法に基づき病気、ウィルスが管理された地元の土の上ですごす。それから、フランクフルトに移送され、温度調節された貨物輸送機でシドニーに空路運ばれる。30時間の空の旅となるが、途中ドバイとシンガポールに立ち寄る。が、全旅程を通じて厳しく外部との接触を規制されているメダルの期待がかかるスター達は、ドバイでもシンガポールでも観光、散策は許されない。シドニー到着後は、さらに2週間オーストラリア当局の元で検疫を受ける。

スイスのメダルの可能性は、馬の健康状態にかかっているため、馬術選手は神経質になっていると思われるかもしれないが、そうではない。96年のアトランタ銀メダルから金への躍進を狙うメリガーは、馬の健康状態には何の不安もないが、フライトだけは心配だと言う。

が、他のチームメートは、健康状態との不慮の戦いを強いられている。スイス馬術協会は、クリスティン・シュトゥッケルベルガー(53)がオーストリアでトレーニング中、脊椎と尾てい骨を傷めたと発表した。ベテランのシュトゥッケルベルガー選手の五輪出場を阻む物は何も無いと思われていたが、ダニエル・ラムセイヤー(腰痛)、フランシス・カンタメッサ(喘息)らと共にチームの病人リストに名を連ねた。

欧州は馬術に強い。アトランタ五輪でも、表彰台に立ったのは独、仏、スイスの隣接3国だった。

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