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ノバティスとアストロゼネカ、ジョイント・ベンチャーSyngenta設立へ

欧州委員会は26日、スイスの巨大薬品企業ノバティスと英・スウェーデン企業アストラゼネカのジョイント・ベンチャーを承認する見込みだ。2社は、アグリビジネス部門の合併を検討中だ。(写真:SyngentaのCEに指名されたミヒャエル・プラグネルと会長に指名されたハインツ

このコンテンツは 2000/07/26 14:51

欧州委員会は26日、スイスの巨大薬品企業ノバティスと英・スウェーデン企業アストラゼネカのジョイント・ベンチャーを承認する見込みだ。2社は、アグリビジネス部門の合併を検討中だ。(写真:SyngentaのCEに指名されたミヒャエル・プラグネルと会長に指名されたハインツ・イムホフ)

ジョイント・ベンチャーの社名は、Syngenta。農産物保護会社としては世界最大、種では世界3位となる。ノバティスは6月に、殺菌剤の知的所有権とバーゼル近郊のミュッテンツにある生産施設を手放すと発表した。

EUの反トラスト委員会は、8月4日までに市場での競争力を基準に、合併許可の承認を決定する。委員会が合併や買収を却下する事は稀だが、合併企業のポートフォリオの重複を避けるため、しばしば資産売却などの条件を設定する。3月、4ヵ月の延長調査の開始にあたり、委員会は新企業がシリアル用殺菌剤の世界市場で独占になる疑いがあると判断した。また、サトウダイコンに使用される殺菌剤、トウモロコシ用の除草剤、ある種の殺虫剤、種子、植物成長調整剤、ネズミ取り用毒薬などの市場における競争力に関しても懸念を示している。

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