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モンテ・サン・ジョルジョ山、世界遺産登録決まる

ルガノ湖畔に聳えるモンテ・サン・ジョルジオ山。

(Keystone)

パリで開かれている第27回世界遺産委員会で、スイス東部、ティッチーノ州のルガノ湖畔にあるモンテ・サン・ジョルジョ山が新たな世界の自然遺産として登録されたと3日、スイス連邦環境局(OFEFP)が発表した。

今回、登録されたのは19世紀以来、1万以上の化石が発見されているからだ。三畳紀の岩石でできたこの山は2億3000万年〜2億4500万年前に形成されたもので堆積の仕方と酸素が少なかったことから化石の保存に良好だった。

全会一致

 事務局を勤める国連教育科学文化機関(ユネスコ)は4日、公式発表をする予定。委員会に参加しているスイス代表のマルコ・モリナリ氏は「委員会は全会一致で登録を承認した」と語った。しかし、ユネスコはイタリアと接する地域も対象とすること、散歩道に説明看板を設けること、インフォメーションセンターを作ることなどを条件につけたという。

ユニークな地形

 モンテ・サン・ジョルジョ山は富士山のようになだらかな三角錐に聳える山(1096メートル)で化石の豊かさから、周辺の849ヘクタールとともに1997年以来スイスで自然保護地域として指定されていた。

 この地層の豊かさはチューリヒ大学とミラノ大学が150年来、調査しており、世界の古生物学者には有名だ。岩石は5つの堆積岩が重なっているため、海の動物の進化も研究できる。これまで、80種の魚類、30種の蛇、100種の無脊椎動物のほか多くの微生物が発見されている。発見された化石はチューリヒ、ルガノ、ミラノの古生物学博物館で見ることができる。

スイスで2地域目

 ユネスコは2002年7月にユングフラウ-アレッチ地域を世界の自然遺産に登録しているため、これで自然遺産はスイスで2地域目になる。文化遺産として登録されている場所はベルン旧市街、サンクト・ガレン修道院、ベリンツォーナ旧市街の城、要塞、城壁とミュスタイルの聖ヨハネのベネディクト修道院がある。


スイス国際放送、


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