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新紙幣の流通開始 新20フラン札について知っておきたい20のこと



洗っても色落ちしない新20フラン札

洗っても色落ちしない新20フラン札

(Swiss National Bank 2017)

スイスで17日、新20フラン札(約2200円)の流通が始まった。新札の特徴は?生産コストはどれくらい?どこで印刷されているの?新札にまつわる20の事柄を紹介する。

1.まずはベルンとチューリヒの銀行で、数日後にはスイス全国の銀行で入手可能になる。

2.新20フラン札は旧20フラン札よりも小さい。スイス国立銀行(中銀)によると、生産が効率的で、消費者にとってより使いやすい大きさだからだという。

3.国章の十字や色が変化する地球儀のデザインなどに、計15種類の偽造防止技術を採用。

4.洗ったり、長時間日光に晒したりしても色あせない

5.セキュリティインクはローザンヌに拠点を置くSICPA社によるもの。世界の紙幣の8割に同社のインクが使用されている。

6.中銀のフリッツ・ツアブリュック副総裁によると、新20フラン札は「世界で最も安全な紙幣」だという。

7.紙幣1枚の生産コストは0.4フラン(約45円)。旧紙幣よりも0.1フラン高いが、中銀によると新紙幣はより厚く耐久性があるため、長持ちするという。

8.金融機関は新紙幣のサイズにあわせてATMを調整する必要がある。多くの金融機関はその費用を公表していないが、無料日刊紙20Min.に対してバリアント銀行の広報担当者は、ATM1台につき250フランの調整費用が予想されると話した。

9.スイス連邦鉄道の自動券売機は、ソフトウェアをアップデートするだけで新20フラン札に対応できるようになる。広報担当者によるとその費用は「最小限にとどまる」という。

10.新札のデザインのテーマは「光」

11.モチーフとしてロカルノ国際映画祭のスクリーン、チョウ、地球儀が描かれている。

12.新20フラン札のデザインを手がけたのはコンペティションで選ばれたスイスの女性アーティスト、マヌエラ・プフルンダーさん。すでに流通している新50フラン札も含め、第9次紙幣シリーズの全デザインを手がける。

13.新20フラン札を印刷するのは、チューリヒを拠点とするOrell Fussli Security Printing 。同社はスイスだけでなく他国の紙幣印刷を手がけ、セキュリティ印刷技術を提供している。

14.通常、印刷所名は紙幣のどこかにモノグラムで記載されるだけだが、新20フラン札では記番号の横に「Orell Füssli printing」とフルネームが記載されている。ちなみに同社のモノグラムは「OFZ」。

15.スイスの作曲家アルテュール・オネゲルが描かれる旧20フラン札はしばらくのあいだ使えるが、使用停止になるまでに徐々に流通量が減らされていく。

16.スイスでは現金での支払いが好まれるため、新札はよく使用されると思われる。オンラインバンキングも広まりつつあるが、郵便局窓口に行き現金で請求書の支払いをする人はまだ多い。

17.スイスの紙幣の色は1910年以来ほとんど変わっていない。見分けやすいように紙幣の色は金額ごとに異なっている。

18.スイスで最も流通量が多いのは20フラン札ではなく100フラン札。100フラン札は新紙幣シリーズの最後に刷新される予定。

19.新100フラン札の前に刷新される1千フラン札は、世界で流通している紙幣の中で最高額面

20.次回は10月11日に新10フラン札が発表され、18日から流通する。

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(英語からの翻訳・説田英香)

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