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EURO2008決勝はドイツ対スペイン

駄目押しを決めたスペインのダビド・シルバ Keystone

EURO2008で世界中の注目を浴びたトルコとロシア。両チームとも大健闘し、サッカーファンを大いに楽しませてくれたが、結局、決勝進出には力が及ばなかった。

このコンテンツは 2008/06/27 10:27

29日日曜日にウィーンで行われる決勝に勝ち進んだのはドイツとスペインのサッカー大国。ドイツはこれで6度目、スペインは24年ぶりの決勝進出となる。

クールなドイツ、ホットなトルコ

準決勝の1試合目はドイツ対トルコ。25日水曜日、バーゼルで行われた。スイスは先週末から各地で30度を超える暑い日が続いており、この日も好天気に恵まれた。スイスやドイツには大勢のトルコ移民が住んでいる。また、ドイツはスイスのすぐ北に位置することもあって、バーゼルのザンクト・ヤコブ・パークには両チームのサポーターがぎっしり詰め掛けた。だが、ファン同士やフーリガンにょる大きな乱闘騒ぎは報告されていない。

この日、トルコ代表は主将のベロゾグルを初めけがで4人が欠場、また4人が出場停止となっており、メンバーの顔ぶれが大幅に変わった。その分チームには体力があり、試合開始直後からドイツのミスをついて先制攻撃を仕掛けた。そして、そのまま22分にボラルが先取点を獲得。だが、ドイツもその4分後にシュヴァインシュタイガーのゴールで同点に追いつく。

1‐1で始まった後半戦。ファウルの数が増え、テンポも落ちてメリハリがなくなった。ボールを持っている時間は圧倒的にトルコの方が長かったが、79分に2点目を入れたのはドイツ。しかし、「ラストミニッツ(最後の数分)」という異名をつけられたトルコ代表だけあって、残り5分を切ってから2‐2の同点に追いつく。また延長戦かと思われたが、正規の試合時間が終わる直前に決定点を入れたのは底力のあるドイツの方だった。トルコはロスタイムにフリーキックのチャンスに恵まれたが、今回は幸運の女神に微笑んでもらえなかった。

同試合の主審はスイス人のマッシモ・ブサッカ。51分にトルコのサブリのペナルティファウルを見逃し、批判を浴びた。サブリはすでに警告を受けており、2度目の警告で退場となるはずだった。

雷雨の中の準決勝

昨晩ウィーンで行われた準決勝2試合目。対戦したのはロシアとスペインだ。熱い試合が期待されたが、エルンスト・ハッペル・スタジアムの上空は真っ黒な雨雲に覆われ、試合前からすでに雨模様だった。

若いチームながら、ロシアはこれまでフレッシュで見応えのある試合を展開してきた。しかし、この準決勝ではスペインが終始リード。ロシアにもゴール前28メートルからのフリーキックやゴールポストに当たったシュートなど、いくつかの大きなチャンスが訪れたが、結局前半戦は両チーム得点なしで終了した。

後半戦が始まっても雨は降り止まず、地面もボールも滑りやすい。試合を動かしているのは相変わらずスペインで、ついに50分、シャビがゴールを決めた。ロシアは意気消沈したのか、これまでの疲れが出てきたのか、プレーに張りがなくなった。そして、その後も73分、82分とスペインにゴールを許す。試合終了3分前に大きなチャンスが訪れたが、それを活かすことができないまま、ロシアはスペインに0‐3で敗れた。

6月29日の決勝はドイツ対スペインの対決だ。開催地はウィーン。スイスでの試合は25日にすでに終了しているが、全体的に平和な祭典となり、大会関係者はEURO2008の開催に満足している様子だ。

swissinfo、小山千早(こやま ちはや)

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