 
製薬大手ノバルティス、次期会長候補に米製薬BMS出身者選出
 
スイスの大手製薬ノバルティスは23日、2025年で任期満了となるヨルク・ラインハルト取締役会長の後任に、ジョバンニ・カフォリオ氏を選出すると発表した。
2025年の定時株主総会で正式に提案する。
カフォリオ氏はイタリア生まれ。ローマ大学で医学博士号を取得し、キャリアのほとんどを米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)で過ごした。2015年5月から2023年11月まで最高経営責任者(CEO)を、2017年5月から2024年3月まで執行委員会の委員長を務めた。
ノバルティスは23日付の声明外部リンクで、「カフォリオ氏のリーダーシップのもと、BMSは強力な研究開発および商業化能力を有するグローバル製薬企業へと変貌した」と、同氏の功績を評価した。
 
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声明によると、カフォリオ氏はイタリアと米国の市民権を保有し、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、英語に堪能。
英語からの翻訳:大野瑠衣子
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