スイスの視点を10言語で

Eduardo Simantob

専門分野:文化、映画、視覚芸術、歴史、宗教、地政学。 イニシャル:ets

ブラジル・サンパウロ生まれ。ポルトガル語編集部員で文化担当。映画学および経営学の学位を取得後、ブラジル大手新聞社フォーリャ・デ・サンパウロに入社。2000年にスイスへ移住し、様々なブラジル・メディアの国際特派員を務める。チューリヒを拠点に、活字・デジタルメディアやドキュメンタリー映画の国際共同制作、視覚芸術(第3回バイア・ビエナール展、チューリヒのヨハン・ヤコブ美術館)に関わる。13~17年までルツェルン応用科学芸術大学カメラアーツコースでトランスメディア・ストーリーテリングのゲスト講師を務める。

ゲレイロ・ド・ディヴィーノ・アモール

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アート

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スイス文化展望2024 中東情勢がもたらす分断

このコンテンツが公開されたのは、 2023年のアートシーンは政治問題とガザ紛争に翻弄された。2024年もこの傾向は続きそうだ。アート界にとって最も深刻な問題と、2024年必見の舞台を紹介する。

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ジャズの世界で歌うヨーデル 次に目指すは故国スイスの舞台

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バーベット・シュレーダー監督

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スイス人映画監督バーベット・シュローダー 「思い通りじゃない映画は作らない」

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モニター前で作業する白衣の男性

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中国人アーティスト喩紅(ユー・ホン)(1966年西安生)作「The Ship of Fools(仮訳:愚者の船)」(2021年)

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経営陣刷新の「アート・バーゼル」、欧米偏重のアート界を変えられるか

このコンテンツが公開されたのは、 今年6月に開催されたアート・バーゼルは、新型コロナと経営陣のトップ交代劇という荒波を乗り越え、ようやく「通常通り」に戻った。しかし、欧米ギャラリストが優遇される風潮はいまだ根強い。

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グラス越しのディーター・ロート

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スイス現代美術家ディーター・ロート 規格破りな芸術人生

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アレハンドロ・ホドロフスキー氏

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鬼才ホドロフスキーが明かすマルセイユ版タロット復刻の物語

このコンテンツが公開されたのは、 鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー氏がスイス・アスコーナで今春開かれた文学祭に登壇し、多くの聴衆を惹きつけた。作家や映画監督など多彩な顔を持つ同氏は、タロット研究でも多くの「信者」を抱える。

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マリオ・ボッタ

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カンバスにライフルを向けるニキ

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舞台

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スイスのアートシーン 2023年の展望

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オレーシャ・ レスナヤ

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アートバーゼルから消えたロシア人

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インスタレーション作品「Half-A-Room」

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アートは仕事:ジャン・フレデリック・シュニーダー ベルンで回顧展

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映画

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このコンテンツが公開されたのは、 ロカルノ国際映画祭の「短編週間」は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前に始まった実験的なオンラインイベントだった。今年で4回目となる短編週間はもはや成功モデルとなった。

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米ニューヨークのタイムスクエアのビルボードに表示されたNFT

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ブラジル・ボルソナロ大統領がチューリヒの舞台でマクベスに

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Meret Oppenheim, 1975

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先駆的フェミ芸術家 メレット・オッペンハイム

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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