スイスの視点を10言語で

Veronica DeVore

専門分野:教育・職業訓練制度、移民、政治、スタートアップ企業、イノベーション。 イニシャル:vdv

スイス系米国人記者。スイスと米ウィスコンシン州にルーツを持つ。主な取材テーマは教育、移民、若者問題。チーズを記事に取り上げることも。ポッドキャストの制作やソーシャルメディアチームの活動にも従事。

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意見交換コーナーの多言語機能導入について

このコンテンツが公開されたのは、 読者の皆様へ SWI swissinfo.chは最近、swissinfo.chのジャーナリストや世界中の読者との意見交換を真の意味で可能にする、嬉しい機能を導入しました。swissinfo.chが配信する記事のトピックや…

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A burned out money truck at Daillens in canton Vaud

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スイスで現金輸送車強盗が多発

このコンテンツが公開されたのは、 スイス西部では現金輸送車に対する襲撃・強盗事件が相次いでいる。2006年以降で10件超起きていたが、今年だけで3件発生した。背景には何があるのか?

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アレクシア・パガニーニさん

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五輪のリンクで実感した「スイス代表」

このコンテンツが公開されたのは、  ニューヨークで暮らすパガニーニ選手は平昌の女子フィギュアスケートで21位に終わった。3月下旬にはミラノで開かれた世界選手権にも出場。その合間を縫って、スイスインフォにアスリートとしての人生、そしてスイス料理のラクレット…

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スイス代表

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平昌五輪 スイスのメダリストたち

このコンテンツが公開されたのは、 韓国・平昌(ピョンチャン)で開催中の冬季五輪で、15個のメダルを獲得したスイス勢を写真で紹介する。

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パソコンに向かいコーディングを学ぶ生徒

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ブートキャンプ式のプログラマー養成学校 スイスでスタート

このコンテンツが公開されたのは、 就職に役立つプログラミング技術がすぐに身につけられる、短期集中型のプログラマー養成学校がスイスで次々と誕生している。需要の高い仕事に就くための早道とされ、難民から転職希望者まであらゆる人たちを惹きつけている。

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銃

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銃好きのスイス、規制の歴史

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの銃規制法と銃の所持率の高さは、この国が銃を所持する権利や国民軍の必要性を深く信じていることと関係している。何世紀も前には、一部の州で、男性は銃を持っていないと結婚が出来ないと定めた法律もあったほどだ。しかし、最近の国民投票や欧州連合(EU)との合意によって、誰がどんな銃を所持していいのか、そしてそのリスクについて議論されるようになってきている。

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「通行止め」の札の前で立ち止まる登山客

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地盤の緩い登山道 スイスの山での安全対策は

このコンテンツが公開されたのは、  スイスの登山道のネットワークは合計すると6万5千キロメートルにもなる。登山道は「できる限り危険がない状態に保つ」よう政府に求められている。なるべく災害リスクの高い場所を避けるように登山ルートは設定されているが、登山道の…

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スマートフォンのスクリーンにうつし出されたフェイスブックの「いいね!」ボタン

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FBの中傷的内容に「いいね!」 スイスで有罪判決

このコンテンツが公開されたのは、 チューリヒの裁判所で5月29日、フェイスブック上の中傷的な投稿に「いいね!」ボタンを押し、他のユーザーに情報を拡散したことで名誉毀損罪に問われていた男性に有罪判決が言い渡された。この有罪判決をめぐりスイスでは議論を呼んでいる。インターネットの法律専門家マティス・ケルン氏は、ネット上の問題に関する前例が少なく、複雑で判断が難しいと話す。  チューリヒの裁判所から有罪判決を言い渡されたのは45歳のスイス人男性で、フェイスブック上に投稿されていた、動物愛護団体のエルヴィン・ケスラー会長を人種差別主義的かつ反ユダヤ主義的だと批判する内容に「いいね!」ボタンを押したことが、名誉毀損罪にあたるとされた。男性には4000フラン(約47万円)の罰金を科す判決が下され、同被告以外にも、投稿にコメントを残したり、シェアをして不特定多数に情報を広めた他の被告も有罪とされた。

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トランプ米大統領が1日、米国のパリ協定離脱を発表

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米国のパリ協定離脱 「自国に損害を与えるだけ」と専門家

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの政治家と専門家たちは、トランプ米大統領が下した米国のパリ協定離脱決定に失望。一方で専門家は、世界で2番目に温室効果ガス排出量の多い米国にとってこの決定は、自国に損害を与えるだけだという。  「米国は地球への責任がある。米国が再生可能なエネルギーへの道を進み続けるかどうかはいずれわかる」とドリス・ロイトハルト環境・エネルギー相は話す。  ロイトハルト氏とスイス交渉団首席およびは連邦環境省環境局長を務めるフランツ・ペレ氏は、スイスが重要で有能な交渉相手を失ったことを「残念に思う」と話す。一方で、継続的なスイスのパリ協定へのコミットメントを強調。またペレ氏は、米国の離脱は長期的なグローバルな再生可能エネルギーへの移行には影響しないと、確信を表明した。

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新20フラン札について知っておきたい20のこと

このコンテンツが公開されたのは、 スイスで17日、新20フラン札(約2200円)の流通が始まった。新札の特徴は?生産コストはどれくらい?どこで印刷されているの?新札にまつわる20の事柄を紹介する。 1.まずはベルンとチューリヒの銀行で、数日後にはスイス全国の銀行で入手可能になる。 2.新20フラン札は旧20フラン札よりも小さい。スイス国立銀行(中銀)によると、生産が効率的で、消費者にとってより使いやすい大きさだからだという。 3.国章の十字や色が変化する地球儀のデザインなどに、計15種類の偽造防止技術を採用。

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スイスの大学、難民対象に体験授業

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの大学では学生組合が中心となって、難民が大学の授業を体験できるよう様々な取り組みが行われている。だが、スイスの大学に正式に入学するための条件は厳しく、多くの難民にとって学位の取得はまだ実現しそうにない。  ある難民は、自分がスイスに行き着くなど思ってもみなかった。彼はジンバブエを出発した飛行機の中で、自分がその国について知っていることがあるかを考えてみた。しかし思い浮かぶことはあまりなかった。  「チョコレートの国ということは知っていた」と、難民のマンボ・ムホズイェニコノさんは話す。故郷を逃れた彼は、匿名を条件に取材に応じてくれた。チューリヒ近郊に暮らし始めて7カ月が経つ。  飛行機に乗ったその日、彼はスイスで英語が通じるかどうかわからず、不安だった。

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スイスのトップアスリート 職業訓練でリスクヘッジ

このコンテンツが公開されたのは、 将来有望な若いアスリートたちがトップレベルのスポーツトレーニングに励みつつ、同時にセーフティーネットとして職業訓練も受けられるプログラムがスイスにはある。  ベンノ・シドラーさんには、スイスでトップクラスのバレーボール選手になれる可能性があった。しかし、将来を決める段階になって、両親にどうしても教育を受けなさいと言われた。スポーツと学業の両立は不可能だったので、バレーボール選手の道を諦めた。  「若者たちが、どちらかを選ばなければならないのではなく、両立できるようにするにはどうすればいいのだろうと思った」とシドラーさんは話す。  そこで1998年、スポーツインストラクターとなっていたシドラーさんは、上司にある提案をした。若いアスリートたちがトップレベルのトレーニングに励みつつ、同時に職業専門教育の修了資格も得られるような職業訓練プログラムを作ってはどうかという提案だ。4年後、スイス初の試験的プログラムとして、Vintoがアスリートの職業訓練生に門戸を開いた。

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教員の給与が世界一高いスイス

このコンテンツが公開されたのは、 教員の給与が世界一高いスイスだが、国内の他の専門職と比較してみても教員の給与は良い方だ。スイスの教員の給与事情について詳しく見てみた。  スイスドイツ語圏の教育指導者会議のデータによると、チューリヒ州では中等教育以上の教…

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スイスで牧師の給与が高いのはなぜ?

このコンテンツが公開されたのは、 スイス・チューリヒ州では高所得者に位置づけられているプロテスタント教会の牧師だが、その給与は一体どれくらいなのか?  チューリヒ州経済労働局が先月公開した給与に関する年次報告書では、パン職人から政治家まで、あらゆる職種の初任給を知ることができる。  同報告書によるとチューリヒ州の牧師の月給は9084フラン(約101万7800円)で、スイス軍の将校、土木技師、ジャーナリストよりも高い。しかし給与が高い一方で、牧師の1週間の労働時間は48時間と、一般的なフルタイム労働者の週40時間労働よりも8時間多く働いている。また、カトリック教会の司教の場合、週の労働時間は42時間で月収は8595フラン。教区民を訪問したり式典に出向いたりすることが多い聖職者の労働時間は、通常よりも長い傾向にある。

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教育費削減反対 スイスで学生らが大規模デモ

このコンテンツが公開されたのは、 スイスで5日、複数の都市で生徒らがデモ行進を行い教育費のカットに抗議した。この費用削減の影響で教育施設は休校になり、一部では校舎などのインフラのメンテナンスに支障が出るという問題まで発生している。  2013年~18年の間に州の教育予算が推定10億フラン(約1100億円)削減されることを受け、ルツェルンとチューリヒの学生団体が始めた運動は他の都市にも広がり、5日午後にはルツェルンで約千人、チューリヒで500人、アーラウ、バーゼル、ジュネーブではそれぞれ数百人が参加するデモにまで発展した。ベルンでも小規模の抗議運動が行われた。生徒らは「我々はここに集い、声高に叫ぶ!我々の未来を奪うな!」「教育が高すぎることはあり得ない」といった内容の自作の旗やプラカードを掲げ、街の目抜き通りを平和的にデモ行進した。  抗議運動に携わるチューリヒのティモシー・エッチさん(17歳)と彼の仲間は、スイス全土で約3千~3500人の生徒や教員がデモに参加すると見込んでいた。  「先ごろ行われた減税と教育予算のカットをセットにするのは間違っている」とエッチさんは言う。ルツェルンは、一般市民や企業に対する減税政策の結果、州の予算に「大きな穴」が空いた典型的な例だとエッチさんは指摘。昨年ルツェルン州は、授業料4百万フラン節約するために教育施設を休校し、学生や教師らに通常より1週間多く休みを取らせると発表した。  エッチさんの通うチューリヒの学校では、水漏れや窓が閉まらないなど、校舎のインフラ管理にも問題が出ているという。教育費が更にカットされれば、こういった不具合が近いうちに修理される見込みはなくなるとエッチさんは不満を漏らす。また、学校の教員も、特にドイツ語や外国語の科目では、給与据え置きでより多くのクラスの授業担当を強いられているという。その結果、授業の質が明らかに落ちていると指摘する。

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各国の公共メディア その現状は?

このコンテンツが公開されたのは、 デジタル時代における公共放送の役割について議論している国はスイスだけに限らない。スイスインフォの記者が生活し働いたことのある国々における、公共メディアの現状を見てみた。 スイス 公共メディア: スイス放送協会(SRG SSR)は国内の4つの公用言語地域で17のラジオ局と七つのテレビ局を運営。スイスインフォ(旧スイス国際放送)は同協会の国際部門で、10カ国語に対応。 歴史: SRG SSRは1931年、地域ラジオ局を一つに統括する目的で設立された。スイスのフランス語圏で開始後、すぐにドイツ語圏、イタリア語圏のラジオ局が加わった。ロマンス語のラジオ局は、ロマンス語が四つ目の公用語として公式認定された後、38年に加わった。

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はしか、スイスで流行続く

このコンテンツが公開されたのは、  連邦内務省保健局は1987年、はしか対策として予防接種計画を発表。2000年までに、はしかを排除できるとしていた。その予定の年から17年過ぎた今、スイスでのワクチン接種率は87%となっており、世界保健機関(WHO)が排…

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草の根活動、移民との架け橋に

このコンテンツが公開されたのは、  サイモン・マーティさんは、草の根プロジェクト「@ctive asylum」を立ち上げた発起人の1人。中古パソコンを使って、移民や難民にパソコン操作を教えることを思いついたと話す。現在はベルンで、企業と提携してパソコン教…

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見習い研修制度に必要なのは、若者たちへの信頼

このコンテンツが公開されたのは、 10代の若者にハイテクな機械を操作させてもよいのか?その若さで仕事に従事させてもかまわないのか?スイスから職業訓練についてのアドバイスを受け、この制度を推進しようとしているアメリカやブルガリアは、若者を信頼してこのような問いに「イエス」と答える必要があるだろう。

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意見交換

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10言語で意見交換
担当: Veronica DeVore

体験談募集:観光公害に苦しむスイスの人気観光地はどうすべき?

「オーバーツーリズム」に遭遇して嫌な思いをしたことはありますか?こうした問題には、どのような対策をとるのが効果的だと思いますか?

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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