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スイスを考える

英国人写真家マーティン・パーさんは、社会の現実に光を当て、批判的だがエンターテインメント的な視点から現代社会を見つめるドキュメンタリー写真家だ。スイスの社会をモチーフにした彼の作品が、7月12日から2014年1月5日まで、チューリヒの造形美術館で開催されている。

1952年にロンドンで生まれたパーさんは、1980年代、英国の労働者および彼らの海辺での休暇をモチーフにした写真で有名になった。得意とする題材にはマスツーリズムや、普通の労働者や富豪など社会の各層によくある振る舞いなどがある。

パーさんの作品が総合的に展示されるのは、スイスでは今回が初めて。この展示では、写真家、映画製作者、収集家としてのパーさんの様々な側面をうかがい知ることができる。

1980年代以降の写真に加え、新作「Think of Switzerland(スイスを考える)」も展示。スイスにありがちな日常の場面をユーモラスに表現している。(写真:Martin Parr、Magnum Photos)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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