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芸術としての貯水槽

写真家シルヴィオ・マライニ氏は、さまざまな貯水槽の撮影を通し、これまであまり注目されていなかった空間の美しさを記録に収めた。まるで高尚な寺院のような貯水槽には、荘厳な柱がそびえ立ち、巨大な丸天井が独特な雰囲気を醸し出している。この「水浸しの大聖堂」が一体どこにあるのか、不思議に思う人は少なくない。

貯水槽の存在を知らせるのは、出入り口のドアだけだ。見た目は普通のこのドアの向こうには、地下深くに作られた飲料水をためるホールが広がっている。普段は水で浸され、一般人は見ることのできないこの空間を、マライニ氏は1冊の写真集にまとめた。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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