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テレビは下降、ラジオは上昇

あなたはテレビ派?ラジオ派?それともインターネット? Keystone

メディアプルス株式会社 ( Mediapulse AG ) の調査によると、2007年、スイスではテレビを見る時間が減少した。

それに対してラジオの利用は小幅ならが上昇。最もよく活用されているメディアとしての立場を依然守っている。

テレビよりラジオ

 ドイツ語圏スイスの住民が2007年にテレビの前に座っていた時間は1日平均139分 ( 前年は146分 ) 。フランス語圏スイスでは163分 ( 同170分 ) 、そしてイタリア語圏では173分 ( 同180分 ) だった。3歳以上の住民の約7割が毎日テレビを見ているが、全体的にスイスではテレビを見る時間が減少している。

 スイスでは近隣諸国のテレビ放送も受信できるが、ドイツ語圏ではスイスのドイツ語放送局 ( SF ) の視聴率が全体の約33.5%を占め、60.4%をさまざまな外国の放送局が占めている。残りは民間の放送局だ。フランス語圏では、スイスのフランス語放送局が占める割合は30.6%、イタリア語圏でもスイスのイタリア語放送が30.5%を占めている。

 一方、ラジオを毎日聞く15歳以上の国民は、前年の91.3%から91.6%に増加した。スイスの国営ラジオ放送のマーケットシェアはドイツ語圏で68%、フランス語圏で56.7%、イタリア語圏で70.3%と、各地域で過半数を占めている。

swissinfo、外電

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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