ナビゲーション

ナビゲーションへ

サブサイト

グローバルメニュー

愛され続けた道化師 有名スイス人道化師、ディミトリさん死去

スイス人道化師ディミトリさん、1961年

スイス人道化師ディミトリさん、1961年

(RDB)

スイスで最も有名な道化師ディミトリさんが19日、80歳で死去した。何十年もの間パントマイムをはじめ、さまざまな曲芸で観客を笑顔にさせてきたディミトリさん。彼は同時に、優れた画家であり、歌手でもあった。

 年齢をもろともせず、常にディミトリさんは舞台の上に立って離れ業を披露してきた。大きく横に広がった口の中に卓球のピンポン玉をたくさん詰めて見せては、子どもたちを笑わせた。

 ディミトリさんが亡くなったのは19日夜。ディミトリさんの娘がイタリア語圏スイス公共放送(RSI)に対し明らかにした。

 ディミトリさんの本名はディミトリ・ヤーコブ・ミュラー。スイス南部のティチーノ州アスコーナで幼少期を過ごした後、陶工の職業訓練を受ける傍ら演劇と曲芸を学んだ。その後、パリでパントマイムや綱渡りの技を取得し、スイスのサーカス団「クニー」に参加。団員として世界を巡業した。

 ディミトリさんは天分豊かな画家そして歌手でもあった。友人のロベルト・マッジーニさんと共にティチーノ州の伝統的な歌を演奏してみせた。また1970年に妻と共同でティチーノ州ヴェルシオに劇場を、75年には演劇学校を設立。78年には自身のオリジナル作品を演じた。

スイスの道化師ディミトリが80歳に 「笑いがなくても生きていけるが、人生は楽しくないだろう」

, Centovalli

スイスの道化・パントマイムの巨匠ディミトリさんが18日に80歳を迎えた。彼の満面の笑みは今日も観客を笑顔にさせる。60年間、国内外の舞台に立ち続けてきたディミトリさんに、「笑い」、「老い」、「政治」、「希望」をテーマに話を聞いた。 swissinfo.ch:

 昨年秋に行われたスイスインフォの取材に対し、ディミトリさんは「今、健康であり、世界で最高の職についている。私は運がいいのだと思う」と言い、毎日3時間の練習と、舞台の数をこなすことを心掛けていると話していた。また死に対する恐怖があることを認めた上で、死ぬこと自体よりも、病気や苦しみなどを想像すると怖くなると説明した。あの世があると信じ、ディミトリさんはこう話した。「死後、身体はうじ虫に食べられてしまうが、私たちは無形で存在し続けると信じている」


外部リンクへ移動

この外部リンク先サイトのコンテンツは、当該リンク先サイトの管理者にあるため、アクセシビリティに対応していない可能性があります。

ニュースレターにご登録いただいた方に毎週、トップ記事を無料で配信しています。こちらからご登録ください。


(独語からの翻訳&編集・大野瑠衣子)

×