スイスのレマン湖で開催される今年のモントルー・ジャズフェスティバルに、ボブ・ディラン、イギー・ポップ、ジョン・バティステ、マーカス・ミラー、マルーマなど、世界に名だたるアーティストが出演する。
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同フェスティバル実行委員会が5日、発表外部リンクした。開催期間は6月30日から7月15日まで。ディレクターを務めるマシュー・ジャトン氏は今年のプログラムについて「感動的な瞬間は数えきれないほど計画されているため、最も注目したい(アーティストの)名前を一つだけ挙げるのは難しい」と語った。
英国のバンドグループ、シンプリー・レッドが初日となる6月30日、メイン会場のオーディトリアム・ストラヴィンスキーでオープニングアクトを務める。7月1日には、米国の伝説的ミュージシャン、ボブ・ディランが同会場でスイス限定のパフォーマンスを披露する。ジャトン氏によると、1千500人の観客の前で最新アルバムを演奏する予定。
ほかにも、昨年のグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞したジョン・バティステなど、ジャンルや世代を超えた多彩なプログラムが用意されている。コンサート当日に84歳を迎える米シンガー、メイヴィス・ステイプルズは、同国出身のシンガーソングライター、ノラ・ジョーンズとともにステージ上で誕生日を祝う。
ジャズ界からは米国のジャズ・ギタリスト、パット・メセニーや、ベーシストのマーカス・ミラー、ブルース界の伝説的ギタリストでシンガーのバディ・ガイなどが登場する。また、ジャネール・モネイ、ナイルズ・ロジャース、シックがメイン会場のトリを務める。
2023年の予算は2800万フラン(約40億円)。
英語からの翻訳:大野瑠衣子
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