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スイス映画賞最優秀脚本賞の映画「まともな男」 18日に日本初公開

まともな男のワンシーン
kulturnews

昨年のスイス映画賞最優秀脚本賞に輝いた「まともな男」(ミヒャ・レビンスキー監督・脚本)が18日、日本で初公開される。

 主人公の中年会社員トーマスが、家族旅行で訪れた雪山であるトラブルに見舞われ、それを収拾しようと小さな嘘を重ねるうちに、事態が悲劇へ向かっていくーというストーリー。トーマスを演じるのは「ヒトラーの贋札」(2007年)のデーヴィト・シュトリーゾフ。

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 レビンスキー監督は1972年にドイツで生まれ、スイスのチューリヒで育った。デビュー作「Herr Goldstein(仮訳:ゴールドシュタインさん)」(2005年)はロカルノ国際映画祭で短編作品賞を受賞。2008年の長編作品「Der Freund(仮訳:友人)」はスイス映画賞最優秀作品賞を獲得した。同監督の作品が日本で公開されるのは今回が初めて。

公開はK’s cinema外部リンク(東京都)とシネ・ヌーヴォ外部リンク(大阪府)の2カ所。初日の18日はK’s cinemaでレビンスキー監督の舞台あいさつがある。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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