上海も制覇、王者フェデラー

ATP世界ランク1位で第1シードのロジャー・フェデラーは、第1戦を落としたもののその後は他を圧倒し、今シーズン最後の大会で再び優勝カップを手にした。
17日に行われた準決勝、宿敵ラファエル・ナダル ( 西 ) との対戦も、クレーで常に強いられる苦戦がうそのようにあっさりと終わった。
栄光の1年
18日の決勝の対戦相手はスペインのダビド・フェレール ( 世界ランク6位 ) 。マッチでは最初からフェデラーが主導権を握り、6-2、6-3、6-2で圧勝した。試合後のフェデラーは、
「やることなすこと、すべてうまくいった」
と大満足。
昨シーズン同様、今年もフェデラーは全仏オープンを除いた大きな大会 ( 全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープン、マスターズ・カップ ) ですべて優勝している。11月20日から、ソウル、クアラルンプール、マカオの3カ所で、2003年に引退した世界ランキング1位の通算記録歴代1位の保持者ピート・サンプラス ( 米 ) とエキジビジョンマッチを行う予定だ。
swissinfo、外電

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