エチオピア航空の墜落事故現場
Copyright 2019 The Associated Press. All Rights Reserved.
2度の墜落事故を起こした米ボーイングの新型機「737MAX8」の運航停止が世界各地で広がる中、スイス連邦運輸省民間航空局外部リンクも13日、同型機の国内運航停止を決めた。
このコンテンツが公開されたのは、
10日、エチオピア航空が運航する737MAX8 が離陸直後に墜落し157人が死亡。これを受け欧州航空安全機関外部リンク(EASA)は12日、欧州連合(EU)域内の同機と737MAX9の運航を一時停止すると発表した。
スイス連邦運輸省民間航空局は、EASAの決定を適用すると述べた。737MAX8はスイス国内では登録がなく、領空を通過する機体は月に2、3便という。
ボーイング737MAX8は、昨年10月にもライオンエア(インドネシア)の機体が墜落する事故が起き、189人の死亡者を出した。いずれの事故も離陸直後に起きた。原因はまだ分かっていない。
事故を受け、中国、オーストラリア、香港、シンガポールなどが同型機の運航停止を決めたほか、複数の航空会社が運航を見合わせている。
トランプ米大統領は13日、同型機の運航を停止するよう大統領令を出し、米連邦航空局も国内での運航停止を発表した。製造国の米国が停止措置を講じたため、世界で約350機の同型機が全面的に運航停止するとみられる。
スイスインターナショナルエアラインズとエーデルワイス航空(いずれもルフトハンザグループ)は、同型機を使用していない。
おすすめの記事
バーゼルで「カラオケ路面電車」走行 欧州歌合戦に合わせ
このコンテンツが公開されたのは、
5月11~17日の欧州国別対抗の音楽祭「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト(ESC)」開催中、バーゼルでは「カラオケ・トラム(路面電車)」が運行する。ビンテージ車両で90分間かけて街を走る間、乗客は無料で歌い踊ることができる。
もっと読む バーゼルで「カラオケ路面電車」走行 欧州歌合戦に合わせ
おすすめの記事
ジャッキー・チェンさんに名誉豹賞 ロカルノ映画祭
このコンテンツが公開されたのは、
第78回ロカルノ国際映画祭で、香港出身の俳優ジャッキー・チェンさん(71)に生涯功労賞である「名誉豹賞」が贈られることが決まった。
もっと読む ジャッキー・チェンさんに名誉豹賞 ロカルノ映画祭
おすすめの記事
グミベアが躍る「ロボケーキ」大阪・関西万博スイス館で展示
このコンテンツが公開されたのは、
動くクマのグミ、チョコレート味の電池――大阪・関西万博のスイス館では、ロボット工学者とパティシエ、ホテリエが合作した「ロボケーキ」が展示されている。
もっと読む グミベアが躍る「ロボケーキ」大阪・関西万博スイス館で展示
おすすめの記事
スイス外相、大阪・関西万博で結束と対話をアピール
このコンテンツが公開されたのは、
日本を公式訪問中のスイスのイグナツィオ・カシス外相は22日、2025年大阪・関西万博のスイス・ナショナルデーのオープニングセレモニーに出席し、結束と対話を呼びかけた。
もっと読む スイス外相、大阪・関西万博で結束と対話をアピール
おすすめの記事
フランシスコ教皇死去、スイス大統領が哀悼
このコンテンツが公開されたのは、
スイスのカリン・ケラー・ズッター連邦大統領は、21日死去したローマ教皇フランシスコに哀悼の意を表した。
もっと読む フランシスコ教皇死去、スイス大統領が哀悼
おすすめの記事
WEFのクラウス・シュワブ会長が辞任
このコンテンツが公開されたのは、
世界経済フォーラム(WEF)は21日、創設者で会長のクラウス・シュワブ氏が同日付で辞任したと発表した。
もっと読む WEFのクラウス・シュワブ会長が辞任
おすすめの記事
スイス外相、日本と中国を訪問
このコンテンツが公開されたのは、
イグナツィオ・カシス外相は日本と中国を公式訪問する。
もっと読む スイス外相、日本と中国を訪問
おすすめの記事
TIME誌、スイス人弁護士を「最も影響力のある100人」に選出
このコンテンツが公開されたのは、
米誌タイムズの「2025年最も影響力のある100人」に、弁護士コーデリア・ベール氏がスイス人女性では唯一ランクインした。ベール氏は気候訴訟で異例の勝訴判決を勝ち取った人物だ。
もっと読む TIME誌、スイス人弁護士を「最も影響力のある100人」に選出
おすすめの記事
ミグロ、スイス初の年中無休スーパーを開店へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス小売大手のミグロ(Migros)は14日、アッペンツェル・アウサーローデン準州ヘリザウにある1店舗を年中無休化すると発表した。
もっと読む ミグロ、スイス初の年中無休スーパーを開店へ
おすすめの記事
ハイジのスイス館、150万人以上の来館者見込む 大阪・関西万博
このコンテンツが公開されたのは、
2025年大阪・関西万博のスイス館が、13日の開幕日に開館した。没入感のある展示空間でスイスの多様・卓越性を紹介し、150万人以上の来館者を見込む。
もっと読む ハイジのスイス館、150万人以上の来館者見込む 大阪・関西万博
続きを読む
おすすめの記事
スイス製の政府専用機が完成
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦政府は、連邦大統領や連邦閣僚が移動するための政府専用機として、スイスの航空機製造ピラタス社製のPC-24を受領した。
もっと読む スイス製の政府専用機が完成
おすすめの記事
国際熱気球フェス 無着陸の世界一周快挙から20年
このコンテンツが公開されたのは、
アルプス地方では最大級の「国際熱気球フェスティバル」第41回が、1月26日~2月3日までスイス・ヴォ―州シャトーデーで開催中だ。熱気球で初めて無着陸の世界一周を達成した快挙から20周年を祝い、スイス人冒険家ベルトラン・ピカール氏らによる新レースの発表など、特別イベントも行われる。
もっと読む 国際熱気球フェス 無着陸の世界一周快挙から20年
おすすめの記事
スイスの交通量が増加 人口の増加率を上回る
このコンテンツが公開されたのは、
スイスにおける交通機関の利用率がスイスの人口上昇を上回る勢いで伸びていると連邦統計局は明らかにした。
もっと読む スイスの交通量が増加 人口の増加率を上回る
おすすめの記事
スタートアップ企業が集中するスイスの連邦工科大近辺「ドローンバレー」
このコンテンツが公開されたのは、
ドローンの開発研究分野でスイスは最先端を行く。連邦工科大学のローザンヌ校とチューリヒ校をつなぐ区域には、過去数年の間に80社ものスタートアップ企業が設立され、関係者はシリコンバレーならぬ「ドローンバレー」と呼ぶ。この快進…
もっと読む スタートアップ企業が集中するスイスの連邦工科大近辺「ドローンバレー」
おすすめの記事
スイス航空111便墜落事故から20年 原因とその教訓
このコンテンツが公開されたのは、
1998年9月2日、スイス航空111便がカナダのノバスコシア州沿岸の大西洋上に墜落した事故で229人が尊い命を失った。あれから20年、スイスの航空史上最悪の事態を招いたこの墜落事故を振り返り、事故が空の安全とスイス航空に与えた影響についてまとめた。
もっと読む スイス航空111便墜落事故から20年 原因とその教訓
おすすめの記事
日本政府の新専用機の内装手がけたスイスの航空機会社
このコンテンツが公開されたのは、
日本政府が2019年度から運用する新専用機「ボーイング777-300ER1号機」が17日、航空自衛隊千歳基地に到着した。内装をデザインしたのはプライベートジェットの整備などを手がけるスイスのジェット・アヴィエーション社だ。
もっと読む 日本政府の新専用機の内装手がけたスイスの航空機会社
おすすめの記事
墜落事故の旧軍用機Ju52、来週にも同機種の飛行再開へ
このコンテンツが公開されたのは、
スイス東部のスイスアルプスで4日、戦前に作られたヴィンテージ飛行機Ju52が墜落し20人が死亡した事故で、運行会社のJUエアー(本社・チューリヒ州デューベンドルフ)は、17日にも同機種の飛行を再開すると発表した。
もっと読む 墜落事故の旧軍用機Ju52、来週にも同機種の飛行再開へ
おすすめの記事
スイスの女性航空機パイロット、自身の航空会社立ち上げから30年
このコンテンツが公開されたのは、
ヘレーネ・ニードハルトさんの名前が新聞の見出しに踊ったのは1980年代のこと。彼女は当時、スイスでは数少ない職業パイロットだった。しかし、女性であるがゆえに雇ってくれる航空会社はどこにもなかった。でも、空を飛びたいー。彼女が選んだのは、自分の航空会社を立ち上げる道だった。
もっと読む スイスの女性航空機パイロット、自身の航空会社立ち上げから30年
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。