このコンテンツが公開されたのは、
スイス・チューリヒで3日、聖ニコラウス寒中水泳大会(Samichlaus-Schwimmen)外部リンクが開かれた。水着とサンタの帽子だけを身にまとい、324人がチューリヒ湖に注ぐリマト川に飛び込んだ。
第18回 を数える今年の大会は気温ゼロ度、水温7.5度と厳しい寒さに。46人が棄権したため、参加者の最多記録(347人)は破れなかった。
大会への参加条件は16歳以上で健康であること。身に着けられるのは水着のみで、保護スーツの着用やクリームの塗布は禁止だ。サンタなど仮装は奨励されている。
2011年以降、参加枠は即完売。約2000フラン(約23万円)の売り上げは、障害者向けのタクシー「Tixi外部リンク」に寄付される。
続きを読む
おすすめの記事
お仕置きサンタがやってくる
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは12月6日聖ニコラウスの日、司教冠(ミトラ)をかぶった子供の守護聖人である聖ニコラウスが、暗い服を纏った従者を連れ、森からロバに乗って来るという伝承がある。そして、悪い子にお仕置きするため、従者は枝木の鞭を手…
もっと読む お仕置きサンタがやってくる
おすすめの記事
チューリヒ
このコンテンツが公開されたのは、
「チューリヒの子鬼ども」は、イギリス野党の蔵相と目されたハロルド・ウィルソンが、1956年に秘密主義のスイスの銀行家が外国為替投機で英ポンドを下落させたとして使った造語だ。 銀行が集中しているパラーデプラッツ ( Pa…
もっと読む チューリヒ
おすすめの記事
時代とともに変わりゆくクリスマス
このコンテンツが公開されたのは、
バーゼルのクリスマス市は、観光客を集める一大イベントだ。クリスマスの飾りや贈り物などを売る店がずらりと並ぶ。 こうしたクリスマス市は、ほぼスイス全国の自治体でも開催される。スイスのクリスマスの伝統の多くがドイツ由来だ…
もっと読む 時代とともに変わりゆくクリスマス
おすすめの記事
「おねがいサンタさん!」子どもたちからの24の手紙
このコンテンツが公開されたのは、
子どもたちがかなえてほしい願いごとはたくさんある。特にクリスマス前は願いごとでいっぱいだ。昨年、子どもたちが「天使」や「サンタクロース」宛てに郵便ポストに入れた手紙は1万8千通以上。その手紙に返事を書いているのはティチーノ州にある郵便局。60年以上に渡り、5人構成のチームで対応している。
ここ数十年間で様変わりしたのは、子どもたちの「願いごと」の内容だ。プレゼントにぬいぐるみをお願いする子どもは昔からいるが、最近ではコンピューターやタブレット機器をお願いする子どもが増えた。また、子どもたちが欲しがるプレゼントはお金で買えるものだけではない。平和で公平な世界を願う子、弟や妹を願う子、両親が仲良くすることを願う子などさまざまだ。
手紙はカラフルに彩られ、まだ文字を書き慣れていない子どもからの手紙も多い。スイスの郵便局では1950年からサンタクロース宛ての手紙の受け取りを行っている。受け取った手紙には(差出人の住所が判読出来る限り)返事を出し続けてきた。そうして毎年、スイス国内だけでなく他の国や、時には海を越え、何千もの「サンタさん」宛ての手紙やイラストが郵便局に届くのだ。
もっと読む 「おねがいサンタさん!」子どもたちからの24の手紙
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。