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ガス問題 スイスにはほぼ影響なし

「ロシアのガス供給ストップがスイスに与える影響はない」と専門家は言う

(Reuters)

ロシアは、ウクライナ経由で西ヨーロッパへ送っている天然ガスの供給を完全に停止した。だが、スイスがガス不足に陥る心配はないと関係者は見ている。

スイスガス産業協会 ( VSG ) によると、スイスが輸入している天然ガスの7割以上は西ヨーロッパ産。ロシアからの輸入は全体の5分の1程度で、残りの1割がほかの地域からの輸入となっている。

凍える東欧

 しかし、オーストリア、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリーなどは今回のガス紛争で多大な影響を受けており、現在、議会の承認なしに発令できる緊急命令を準備しているところだ。スロバキアではこの供給停止を受けて非常事態宣言が発令された。

 スイスのツーク市 ( Zug ) にあるガス大手「ロスクレネルゴ ( Rosukrenergo ) 」社は1月6日、ロシアとウクライナのガス紛争の調停に乗り出すよう、連邦政府に要請した。
「連邦内閣は、天然ガスが滞りなくヨーロッパへ送られるように可能な政治的手段に訴えるべきだ」
 連邦官房は同書簡の受理を認めているが、それに対する回答はまだ行っていない。

 ウクライナ経由でガスが供給されなくなった原因については、ロシアとウクライナの意見がまったく分かれている。ウクライナ側はロシアが供給をストップしたと主張し、ロシアのガス会社「ガスプロム ( Gazprom ) 」社はウクライナがパイプラインを遮断したと発表した。

 現在は、ガスプロムが公式にウクライナ経由のガス供給を停止している。ロシアの「インターファクス ( Interfax ) 」通信によると、ウラジーミル・プーチン首相がこれを指示した。プーチン首相は
「国際的な監視の下で管理されるメカニズムが作られない限り、ガスプロムは供給を再開しない」
 と述べている。

 今回の紛争でロシアとウクライナは互いに相手を非難しているが、この度初めて交渉に臨む姿勢を見せ、今日1月8日、モスクワで双方の話し合いが予定されている。

swissinfo、外電


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